【これだけは抑えて】夜子どもが早く寝るようになる2つのコツ

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子どもの寝つきが悪くて悩んでる家庭は、非常に多い!!!!
多いけれど!!
多いけれど、子どもがなかなか眠れない理由は案外単純なんです。

主にこの2つ。
①子どもの脳が眠る準備に入っていないから
②安心できる環境じゃないから

それぞれ説明していきますね。
①子どもの脳が眠る準備に入っていないから
⇒眠る部屋にオモチャなど子どもの好奇心をくすぐられるものがあると、子どもの意識は当然そちらに行きます。「遊びたい!」子どもの脳はそれ一択。切り替えられるわけありません。
寝室は眠る場所!置くなら絵本くらいにしておきましょう。

②安心できる環境じゃないから
特に幼い赤ちゃんほど言えることですが、赤ちゃんにとって、「寝る」という行為は、得体の知れない怖いものなんです。
だって寝る=意識が落ちる感覚なんだもの。
恐いから泣くんです。寝ぐずりがあるんです。
だけど、大好きなママやパパが一緒なら、もしくは自力で寝れるようになれば、寝室は安心地帯だと覚えていき、徐々に不安は軽減されていきます。

今日も寝ない?

大丈夫!
我々哺乳類は、ちゃんと寝るようにメカニズムができてるから!
寝るようになるから!

とりあえず、まずはこれだけ抑えて欲しいことを、現役保育士が紹介していきます!

入眠するまでのルーティンを作れ!

これは本当に大切。
なぜかというと、寝るまでの準備をルーティン化することで、脳が勝手に寝る準備に入ってくれるから。あ、今寝室行った。絵本読んだ。電気消した。寝る時間か。と段階を踏んで準備を始めます。

寝るまでにどんなことをするべきか、一緒に考えることも効果的。自分で考えさせることで、責任感が生じ、積極的に取り組みます。実行できたら、必ず褒めてあげてくださいね!自分で決める内容としては、3歳までの場合は2,3個、4歳~以上であれば4,5個が目安です。
身に付くまで項目を忘れることがあるので、文字やイラストにして壁に貼っておくとベストです!

 【ルーティンの参考例~我が家の場合~】
 ①お風呂に入る
 ②入浴後のケアと着替え
 ③歯を磨く
 ④水をコップ半量飲む
 ⑤トイレに行く
 ⑥「おやすみ」とペットに挨拶する
 ⑦寝室に行く
 ⑧布団に入ったら電気を消して、ナイトライトのみにする
 ⑨絵本を一人1冊読み聞かせる
 ⑩ナイトライトを消して、お休みのハグ
 ⑪それから一日良かったこと、嬉しかったことなどを3つまでそれぞれ話す
 ⑫「おやすみ」と挨拶をしてから就寝

\ point! /
⑥…「おやすみ」と言葉にすることで、脳が「これから眠るんだ」という準備がさらに強まります
⑪…一日にあった良かったことを思い出し、ハグにより愛情に包まれて眠ることで、質の高い就寝とストレスの解消、親子の愛着形成に良い働きをもたらせます。

\ 考えてみよう!/
□寝るまでのルーティンはどうする? 
□絵本は最大何冊までにする?
□寝かしつけグッズは必要?
□「おやすみ」はどのタイミングで言う?
 

子どもが一番安心して眠れる環境を探れ!

安心して眠れる環境は人それぞれ。例えば、暖色系のライトを付けておいた方が眠れるとか、完全に無音の方が眠れるとか。これはそおらく生まれつきある「気質」が関係していて。「記憶の永続性」が身に付くまで(およそ3歳頃)は、その子に合わせるのが時間短縮に繋がるコツかと思います。
なので、この方法だとよく眠れるというのを、是非探ってみて欲しいです。寝かしつけって一日だけじゃないし、寝かしつける時間も一瞬じゃないですからね、ノートに項目と掛かった時間メモしながら、我が子を研究してみましょう!

\ 考えてみよう!/
□部屋の明るさ
 ・真っ暗にする ・間接照明を付ける(※暖色系にする) ・自然の光
□入眠しやすいBGM
 ・子守歌 ・オルゴール ・なにもなし ・親の寝息
 ※子守歌やオルゴールは、毎回同じ曲がbest!!
□布団はどうやってかける?
 ・肩から足の先まで ・お腹だけ ・かけない

▼抱っこで寝かしつける場合
 □何抱きがいいか探れ!
  ・横抱き ・縦抱き
 □どんな揺れ方が好きか
  ・横揺れ ・縦揺れ ・歩行の揺れ ・小刻み ・大振り

覚えておくべき知識

■赤ちゃんは最初の20分はピクつくもの
赤ちゃんは眠り始め20~40分は脳が動き(レム睡眠)、その後深い眠りのノンレム睡眠がきます。レム睡眠の間は赤ちゃんの手足がピクピクしたり、目を開けたりしますが、すぐに抱きかかえず様子をみたり、眠りに着く直前にやっていたように胸を優しくトントン叩いてあげると◎。ノンレム睡眠に切り替わるタイミングは抱っこの場合だとわかりやすくて、体重がズンッと重くなった時です。

■お布団に運ぶタイミング
背中スイッチ(布団におろすとすぐ起きてしまう子)の場合は、ノンレム睡眠に変わってからだと確実性が高いです。ただし、もし自室にて自力で眠れるようになって欲しい場合は、レム睡眠の状態で連れてってあげると、「ここは眠っても安心できる場所」として脳が学習していきます。

■自宅以外でも安心して眠れるようになるコツ
自宅で寝ている環境になるべく近づけましょう。それが難しい場合は、五感を意識しましょう。
例えば、布団替わりに母親(若しくは父親)の着ていた上着をかぶせてあげる。すると子どもは抱かれてる安心感を思い出し、安眠できます。脱ぎたてだとベスト。温もりも感じられますからね。

こんなところでも影響が!よく寝るためのコツ

■お風呂は就寝時間のおよそ一時間前から入り、30分前には布団に入ると◎
⇒お風呂に入ると体温は一時的に上がるけど、ちょうど体温が下がる時に副交感神経が優位に立ち、眠りやすくなります。

■食事は就寝2~3時間前がベスト!
⇒この時間を確保すると消化をしっかりと行い、胃が休まった状態で眠りに入ることができます。ただお昼寝の場合は、食後20分後からがベスト。お腹が満たされるとおよそ20分後から副交感神経が優位に働き、手足がポカポカし始めます。そのタイミングが入眠に誘う時です。

■寝る一時間前からはテレビやスマホなどは見せない!
⇒ワシントン大学の研究(2011年)による3歳上の612人の子どもに行った研究結果によると、19時以降にテレビを観ていると、テレビを観る時間が多い程睡眠の悩みが多くなることがわかっています。
⇒また、テレビやスマホは、光や音など赤ちゃんが興奮する要素がたくさんあるので×

まとめ

いかがでしたか。日頃の寝かしつけと比べて、新たな知見はあったでしょうか。

まずはね、まずは上記の
①子どもの脳が眠る準備に入っていないから
②安心できる環境じゃないから

これだけでも見直して欲しい。
すると劇的に変わります!

ちなみにルーティンについてですが、新しい習慣を身につけるのに必要な期間は、年齢や個人の性格、また習慣の内容によって異なりますが、一般的には、2〜4週間が目安となっています。

そして共に決めた約束を、親や周囲の大人が一貫して同じルールや指導を続けることが非常に大切です。また、子どもは褒められることでモチベーションが高まるので、良い行動を見せた時にしっかり褒めることも習慣化の助けになります。

是非この週末に話し合い、取り組んでみてくださいね🙌

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