「白湯(さゆ)は体にいいっていうけど、たかが温かい水でしょ?」
私も最初はそう思っていました。
ですが白湯を飲むことで体によいものが染み渡る喜びと、
温かい飲み物によるリラックス効果を感じられ、すっかり飲むことが習慣に。
冬目前になった今だからこそオススメしたい白湯の効果!
今日は白湯の基本的な知識と効果的な飲み方について学んでいきましょう。
白湯ってなに?
白湯とは「水を一度沸騰させたもの」です。
白湯の飲用率は年々増加傾向で、2009年の11.8%から2022年には61.0%と5倍近くに伸びているほど需要が高まっています。(アサヒ飲料の調査)
また、コンビニでも白湯が売られるほど注目されています。
お湯との違いは「一度沸騰させているかどうか」
沸騰させることにより、残留塩素などの有害物質が取り除かれますので、お湯よりも白湯の方が体に良いという形です。
白湯の効果
・ダイエットに適した腸内環境に整える
・基礎代謝を上げる
・消化を助ける
・デトックス効果
・くすみがとれるなどの美肌効果
・冷えの改善
・むくみ改善
・体がコリにくくなる
白湯を飲むことで腸内が温まり、体内温度が上昇します。すると内臓が活発化して基礎代謝が上がり、ダイエットやデトックスに対して効果を発揮します。 基礎代謝は内蔵の温度が1℃上がることで約10~12%上がると言われているので、白湯の効果が期待できそうですね!また、体が温まると血流がよくなりリンパの流れがよくなるので体に溜まっている老廃物や余分な水分を排泄してくれるので、むくみの改善や美肌効果も見られます。
★ポイント
ダイエットでより効果を出したい場合は、ミネラル成分が豊富な硬水・軟水のミネラルウォーターをおすすめします。
水道水で簡単にできる2つの白湯の作り方
白湯は、煮沸してから「50~60℃前後」まで冷まして完成!
要は抑えるポイントとして、たったこれだけです。
煮沸する簡単な方法としておすすめなのは
①電子レンジで作る方法 ②ケトルで作る方法 です。
電子レンジで作る方法はコップ1杯(約200ml)なら600Wで1分30秒前後が目安ですが、電子レンジの機種によって多少変わりますので、調整してみてください。また、一度沸騰している=100℃まで温度が上がっているので、火傷にご注意ください。
★ポイント
浄水や市販のミネラルウォーターを使う場合は、すでに不純物が取り除かれている状態ですので、そのまま「50~60℃前後」に温めて飲みやすい温度にして飲んでも大丈夫です。
白湯の効果的な飲み方
①起床後、就寝前にコップ一杯!
[起床後]
体温が上がり血行が上がります。胃腸も温まり、朝食の栄養をしっかり消化・吸収しやすくなる効果も期待できます。
[就寝前]
自律神経のうち副交感神経が優勢になり、リラックス効果にも繋がります。「脚が冷えて眠れない!」という冷えの改善にも効果的です。眠る直前に飲んでしまうと、寝ている間にトイレに行きたくなる場合があるので、30分以上前に飲むことをオススメします。
★ポイント
白湯を飲みすぎると胃液が薄くなり、消化不良やむくみの原因になる場合があります。また、沢山飲むよりも毎日継続することでより効果は表れますので、起床後と就寝前のコップ一杯だけ抑えて取り組んでみてください。
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