今日は元旦那と子ども達との面会日。だけどいつもより早く来てもらって私は単独実家へ。
…というのも、8月末に父が脳梗塞で運ばれてしまったから。
病名は「右内頸動脈狭搾」という読めない漢字。まぁようは首の右側にある頸動脈の一部が、何らかの原因で狭くなってしまった。病態は脳梗塞と左半身麻痺。だけど、いろんな奇跡と偶然が重なって、大事には至らず、脳梗塞も軽度で済み、左半身も一瞬動かせたらしい。3日後には頸動脈を狭くしているナニカを切除する手術を控えている。66歳という若さもあるし、本人もやる気満々だから、今は大して心配はしていない。
だけど、顔を見たら私は泣くだろう。無事でよかったと泣くだろう。
家族の中で誰よりも感受性の高い私は、基本的に家族の前では無表情。だけど家族は私が涙もろく、強がることを知っている。気丈に振舞う母の前ではせめて強がりたいけど、泣くな、と言われても無理な話。押し寄せる波に「これ以上進むな」と言えるわけがない。
地元の病院はコロナ対策も兼ねて、面会時間は平日の15分間だけらしい。だけど看護師さんが「遠くからになるけど、見えるように手配してくれる」とのこと。その配慮にも泣ける。
父に会った時に、私は言葉が出るだろうか。顔をしわくちゃにせず笑えるだろうか。
父に会うまで残り1時間。表情筋のリハビリが必要だ。
13:05 特急電車の中より。
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