夕方になると突然始まる赤ちゃんの大泣き。
抱っこしても、オムツを替えても、おっぱいをあげても泣き止まない…。
これがいわゆる「黄昏泣き」です。
毎日のように繰り返されると、親としては本当にツラいですよね。
「何をしても泣き止まないなんて、私の育て方が悪いのかな?」
「もう限界…」と感じてしまう方も多いと思います。
でも実は、この黄昏泣きにはちゃんと理由があるんです。
脳科学的にみれば、赤ちゃんの脳はまだ未熟で、一日の疲れがたまる夕方は自律神経のバランスが崩れやすく、泣きやすくなる。
心理学の視点では、「不安だからそばにいてほしい」という赤ちゃんからのサイン。
さらに生物学的に見ると、夕暮れは外敵が増える危険な時間。大きな声で泣くことで「親をそばに引き止める」という本能でもあるんです。
つまり黄昏泣きは「親を困らせるため」ではなく、「成長の証」であり「生きるための本能」なんですね。
今回の配信では、黄昏泣きが起こる理由を脳科学・心理学・生物学の観点からわかりやすく解説しながら、
「じゃあ実際にどう対応すればいいの?」という具体的な工夫もご紹介します。
たとえば――
・部屋を暗くして刺激を減らす
・抱っこ紐やおくるみで安心感を与える
・朝は光を浴びさせて体内時計を整える
・「泣く時間なんだ」と割り切る
・そして「大丈夫だよ」と優しく声をかける
こんな小さな工夫が、赤ちゃんにとっても、親にとっても安心につながります。
黄昏泣きは、必ず終わりがくる通過点。
少しでも気持ちが軽くなるように、今回の配信がお役に立てたら嬉しいです。
▼音声配信はこちらから


#13 【黄昏泣きについて】黄昏泣きは生存本能 by ママとパパのひみつきち
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