昨夜は「パパとママの座談会#02」を開催しました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました ✭
今回は寝落ちて参加できない人が数名いたことにより、半ばイツメンになってしまったけど、本当にこの方々はみんな自分の足で考えて生きてきたから、話が深くて、濃度が高い。開催時間を30分遅らせたものの、3時間近く話して、終了したのは深夜1時近く。
フォロワーさんも言っていたけど、毎度この座談会は、「金夜にふさわしい癒しの時間」だったりする。座談会なのにね。

さて、今回の座談会のテーマは「女性ホルモンによるイライラ対策」について。
例えば生理前とか、産後クライシスとか、ホルモンによって女性はイライラしてしまいますよね。その時に周りはどう関わればいいか。当事者である女性は、周囲に対してどんなアクションを起こせば関係が良好のままか、などについて話し合いました。
結論:女性は「自分の症状を知る+メンタルケア+伝える力」が大事
女性はPMSの期間中、周囲と良好の関係を気付く為には、
①症状を知る ②自分のメンタル回復方法を知る ③相手に自分のことを伝える力をつける
この3つが大事になります。
①症状を知る
たとえばPMSとて、症状には個人差があります。イライラしやすかったり、体がしんどくなったり、腰痛があったり…また、症状がでる時もまちまち。
これをまず自分自身が把握して、相手に伝える必要があります。
なので、まずは1ヶ月~3ヶ月程度自分の月経周期の特徴を見ましょう。
把握できたらパートナーに共有。アプリを通して、月経周期を共有すると、「あ、そろそろしんどい時期だな」と見える化することができます。
②自分のメンタル回復方法を知る
ホルモンに詳しい婦人科の先生によれば、PMSは現代病とも言われており、昔よりも症状が重くなっているとのこと。現代は女性の社会進出が増え、役割が増えたことで、女性ホルモン自体に負荷が掛かっているのかな、なんて思いました。つまり、掛かるストレスが多い!
なので、PMS期間中、どんな発散方法が自分に向いてるのか知るのが大事。PMSを和らげる方法も「リラックス」「軽い運動」「しっかり休む」とかありますよね、つまりストレス発散をしてくださいっていうこと。
案外ね、自分でどうにかできちゃうんです。そもそも一人でいれば、八つ当たりしちゃう(安心できる)誰かがそもそもいないので、イライラの症状は抑えられますしね。無理なく行きましょう。
③相手に自分のことを伝える力をつける
夫婦関係のもつれの原因で一番多いのがコミュニケーション不足。そもそも「言わなければ伝わらない」。痛みやツラさは人それぞれだし、性別から違うんだから、PMSのツラさを察しろなんて無理な話。だけど、ついおろそかにしてしまい、「私のこと、わかってくれない」と嘆く人のなんて多い事か。
ならば、まず知ってもらいましょう。理解してもらうためにも伝えましょう。日本人は我慢が美徳としてしまう事が多いのでね、そんなことないからね、ツラいものはツラいの。
でも男性側もね、理解しようとする姿勢が大事ですよ?ということで続いて男性側に求めるものを描いていきます。
男性側
女性だけが頑張ればいいのか、という話ではなくて、もちろん寄り添う側の男性パートナーも働き掛けを変えると女性は救われます。
①PMSや女性ホルモンについて知る ②日頃からPMS期間だけに頼らず家事育児をして、良好な関係性を保つ
③しんどそうな時は、感情を逆なでしそうな内容は後日にする
①PMSや女性ホルモンについて知る
最低限、PMSや女性ホルモンについて知りましょう。
男性が思うより、実はずっっっっとしんどいです。女性ホルモンを打った男性はすぐ鬱傾向に陥る、と言われるほど、メンタルにきます。
痛みやしんどさは個人差が大きいので、本人に直接聞いてみましょう。急に聞くのはナンセンスなので、どうして聞きたいのか、目的を話した上でね。
②日頃からPMS期間だけに頼らず家事育児をして、良好な関係性を保つ
PMS期間だけ手伝うと「あ、私いま気を遣わせているな」と女性は罪悪感を抱き、余計に我慢してしまうことも。ならば、日頃から積極的に家事育児をして、違和感なくフォローしましょう。また、これは夫婦共に言えることですが、「ありがとう」と言い合える関係を日頃から構築すると◎。
③しんどそうな時は、伝える内容を考える
PMS期間中は前頭前野(イライラを抑えるブレーキ、判断の脳など)がうまく働きにくくなり、理性のブレーキが効きにくくなります。加えて、脳は「安心できる相手」に対して、本音や弱音、イライラを出しやすくなる性質があります。なので会社では大丈夫でも、帰宅後、夫や子どもに突然爆発してしまうことも。これは、「信頼してる証拠」でもありますが、同時に「地雷を踏まれやすい時期」でもあります。
頭ではわかっているのに、感情が先に動いて止められない。これツラいんですよね。
なので、極力「そっとしておく」ことをオススメします。
数日したら元に戻るので、判断力がにぶったり感情をコントロールできない期間が過ぎてから、相談事や重い案件を伝えてもいいかもしれません。
極論、女性も男性も自立が大事なので、リフレクションしようぜ。
夫婦仲を良好にする、という点で、「そもそも愛情が完全に欠落している夫婦はどうしたらいいか」について触れました。例えば「良い父親になりそうだから」「適齢期が過ぎたから」という枠にはめた結婚。
座談会で出た答えとしては、「長続きしないし、夫婦仲が向上するケースは少ない。だけど、尊敬しあえる点があれば良いのでは。」
尊敬しあえる点、お互いを認め合える関係が構築されていれば、各々自分らしさをキープした人生を送れる。これが結局「幸せの形」として成り立つのかな、と思います。
また、相手を尊敬する上で欠かせないのが「自分の価値観を知ること」
昨今は、SNSや流行などで「これが良き旦那だ!」とか「主体的に育児をするって、こういう事!」などと、他人の価値観の押し付けから、ラベリングされてる風潮にあります。
それにより、「あぁ、これが評価の基準なんだ」と自分との相性に蓋をしたまま、求めてない価値を相手に求めてしまう。これでは当然、作られた「幸せ」で、自分の心が本当に満たされるか、と言われたら疑問ですよね。
最近の大人は、自分が本当に大切にしているもの、好きな物などがわからなくなる傾向があります。
例えば、「今まで気にしてなかったけど、自分のカバンを持ってくれる男性が良いんだ。」とか、「こんなにしっかりと食事を作ってくれる男性が、現代でいう『良い旦那』なんだ、とか。バイアスに掛けられて、自分の物差しが狂い、相手に価値を押し付けるようになります。
そのためにも男女共にリフレクションが必要。自分はどんな価値観を大切にして生きてきたか、どんな過去があって譲れないのかなど、自分軸を築くことで、本当の生きやすさを見出します。
たとえ「何も考えずに生きてきた」と言えど、その中でも譲れないものってぇのがあるんですよ。
ね、リフレクションしよう?
リフレクションした上で、自分自身を保つためにメンタルケアしていこう?
セルフケアで自分を大切にする、それが周りとの関係性を良好なものへと変えていきます。
というようなことを、座談会でお話しました!いやぁ、実に濃厚。本が出版できるレベルだね。
今後も不定期ではありますが、座談会を開催していこうと思います!もしも、「こんなテーマについて話したい。」「開催時間をいつにして欲しい」などご意見ありましたら、お聞かせください!
今回もご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!
最後に…
座談会では、座談会開始前にテーマの深堀りに役立つ資料を掲示しています。
お求めの方は以下からどうぞ!
(noteのサイトに移ります。)

コメント