脳科学で解説!梅雨に子どもがイライラする本当の理由

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梅雨に入り、湿度が高まりジメジメした気候になってきましたね!

あーーストレス。

まとわりつく水分達なんなん、そんな私のことが好きなのか?というくらい熱烈なアピールを日々くらっています。

「私はドライなタイプだから、ねちっこいのは嫌いよ。」
と突き放しても諦めないその姿勢は評価したいと思います。

さて、梅雨に入ってイライラしてるのは大人だけでしょうか?
いいえ、子どもや赤ちゃんもイライラしたり、不快感を抱き、いつもより癇癪を起こしやすくなっています。

今日は【梅雨×子ども】に関する記事をお届けしていきます!

1.そもそもなんで梅雨はイライラしやすくなるの?

梅雨に入ってイライラしてしまう理由!

それは梅雨になると以下の自然現象が起こります。
・気圧の低下
・湿度の上昇
・日照時間の減少

これらが身体に「異常事態」として伝わり、自律神経のバランスを乱してしまうから。
(うせやん、これが梅雨ってもんだよ!異常じゃないんだよ、何十年もやってるんだよ。)
特に子どもは自律神経がまだ未発達で、環境の変化に敏感に反応します。

また、雨が続くと外で遊べず、エネルギーを発散できないことも原因です。子どもは本来、体を動かすことで脳を整えている生き物です。

「体を動かす」 → 前庭感覚(バランス)や固有感覚(筋肉・関節)が刺激されることにより、脳の中枢である小脳や前頭前野が活性化する。

この流れが「情緒の安定」「集中力」「自制心」につながります。

だけど梅雨で運動不足になると…

「動かない」 → 脳が刺激を受けない → 前頭前野(感情を抑える部分)の働きが鈍る エネルギーが余る → イライラ・暴れる・注意散漫に

つまり、運動不足は脳の機能的な視点からも、情緒不安定を招きやすいのです。

さらに、日照時間の減少によって体内リズムが乱れ、眠りが浅くなります。(そうか、母が子供の太陽になろうとも無理か…。)

詰まるところ、こうした小さな不調やストレスが積み重なり、イライラにつながっていきます。

「うちの子、最近わがままかも?」と思ったら、梅雨の影響かもしれません🙃

\ 豆知識! /
「雨の日にゴロゴロしたくなる」のは、気圧の低下で副交感神経が優位になり、体が休息モードに入るため。また、日照不足で「やる気(幸せ)ホルモン」セロトニンが減少し、眠気やだるさを感じやすくなります。動かないことで脳も刺激不足になり、さらにやる気が出ないという悪循環に。つまり、ゴロゴロは自然な反応なんです。

2.子どものイライラにどう向き合う?親の心構え

つまり、梅雨で子どもが不機嫌になるのは、自然な反応。大人もそうですよね、梅雨ってジメジメしてるからイヤ。なので「わがまま」や「反抗期」と決めつけず、まずは気持ちに寄り添うことが大切です。

子どもは感情をコントロールするのは未熟で、うまく表現できないことが多いです。親が焦ったり怒ったりすると、子どもはさらに不安になってしまいます。
「イライラしてるんだね」と声をかけて、感情に名前をつけてあげましょう。子どもが安心できる雰囲気をつくることで、自然と気持ちが落ち着いてきます。

完璧を目指さず、「今日はちょっと一緒にゆっくりしよう」で十分です。

梅雨でもごきげんに過ごす工夫|家でできる対策法

梅雨の家時間は、成長段階に合った遊びでごきげんに乗り切りましょう。
梅雨時期に家で遊ぶ方法なんてインスタやらXなどで溢れているので、敢えて私は各成長段階別に5つのみ挙げていきます。私じゃなくてもお伝えできることだからね。

・0〜1歳(新生児~乳児)

・手足に浮く風船を付けて遊ぶ
・大きなたらいやベビーサークルの中に大量のボールを入れて、ボールプール
・段ボールのトンネルを作る
・ビニール袋にビー玉や水を入れて感触あそび(誤飲注意)

・1〜3歳(幼児前半)

・新聞紙ビリビリ&丸めて玉入れ
・マスキングテープで道路ごっこ
・水なしお風呂でおもちゃ遊び
・バスタオルに寝かせてハンモックごっこ
・キッチンでお手伝い(混ぜる・並べる)

・4〜6歳(幼児後半)

・段ボールハウスづくり
・おうちキャンプごっこ(懐中電灯など)
・室内宝探しゲーム
・マスキングテープでジャンプ遊び
・雨の日スペシャルおやつ作り

3.イライラした子どもへの対応方法|具体的な声かけ&行動

子どもがイライラしているとき、まず大人が落ち着くことが何より大切です。感情をつかさどる脳の「扁桃体」は、興奮すると言葉が届きにくくなります。
「怒ってるんだね」「イヤだったね」と共感の声かけで安心を届けましょう。
落ち着くまで無理に話をさせず、そばで見守る「待つ」対応も効果的です。

また、スキンシップや呼吸を合わせることで、自律神経が整いやすくなります。少し落ち着いたら「こうしてみようか」と次の行動を一緒に考えてみてください。
子どもは「気持ちをわかってもらえた」体験で、自分をコントロールし始めます。

4.まとめ

梅雨って、ほんとジメジメして気分も下がりがち。
でも、イライラしてるのは大人だけじゃありません。実は子どもも、そして赤ちゃんも、気づかぬうちに不快感を抱えてるんです。

まず知っておきたいのは、子どもが不機嫌になるのには「ちゃんと理由がある」ということ。

とくに押さえておきたいのはこの5つ

・梅雨は気圧・湿度・日照時間がガタガタ。つまり自律神経が乱れやすい。
・子どもはそもそも自律神経が未熟。環境の変化にめちゃくちゃ敏感。
・外で遊べず運動不足になると、脳への刺激が減り感情コントロール低下。
・前頭前野(感情を抑える脳の部位)もまだまだ育ち途中。そりゃ荒れます。
・日光不足で睡眠の質も落ちる。つまり、疲れてるのに寝れてない。

…そりゃ、イライラしますよね。
でも「わがまま」と切り捨てず、「そうか、梅雨だもんね」とまずは受け止めて、子どもがイライラしていたら、「いやだったね」「怒ってるんだね」って、気持ちに名前をつけてあげるだけで、脳はスッと安心モードに切り替わります。
そして、気持ちが落ち着いたら「じゃあどうしようか」と一緒に考える。
これ、前頭前野を育てるトレーニングでもあるんです

遊びに困ったら、おうち遊びの工夫でごきげん回復を。
今日は雨でも、室内でできることって案外あるんです。

最後に一番伝えたいこと。
「親だってつらい」これ、忘れないでください。
完璧じゃなくていいんです。
「今日は雨だし、ゆるくいこう」でいいんです。

もうさ、冷蔵庫はカラだし、雨でだるいから、ウーバーイーツでいいんじゃない?
一日パジャマでいいじゃん!パジャマでピザでも食べながら映画観よう!たまにはダルッダルに過ごそう!?

雨の日をちょっと特別な日に。

是非参考にしてください🙌

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