布団やソファで吐いた!汚れ・臭い・感染を防ぐ正しい嘔吐処理対策

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布団やソファにいた我が子が突然の嘔吐。
え、どうしよう、こんな夜中に洗濯できないし、ソファなんてそもそも無理だし…!

さらに嘔吐の原因が胃腸炎の場合、何度も吐くことが多く、感染が広がらないか不安になりますよね。

嘔吐物が布団やソファに染み込むと、臭いやシミが取れにくく、放置すると雑菌が繁殖することも。さらに、誤った掃除方法ではウイルスが広がり、家族に感染が広がるリスクもあります。

一家全滅なんてやめてーーー!

この記事では、布団やソファについた嘔吐の汚れを素早く落とす方法を解説します。
感染を防ぐ除菌・消臭のコツや、事前にできる対策も紹介していきますよ!

焦らず正しく対処すれば、布団やソファを清潔に保ち、感染のリスクも減らせます。
突然の嘔吐にも冷静に対応できるよう、今すぐ実践できる方法をチェックしましょう!

子どもが吐いてしまった!すぐにやるべき基本的な対処法

突然の嘔吐でも、慌てず正しく対処すれば被害を最小限にできます。
では準備するものから始めて対処法を見ていきましょう。

感染を広げない基本的な嘔吐処理

■準備するもの
・使い捨て手袋 ・マスク ・新聞やキッチンペーパー ・ビニール袋(2枚)
・次亜塩素酸水(家庭用漂白剤でもOK!) ・アルコール消毒(手指用)

①家族にアナウンス
まずは家族に知らせます。
飛沫物は2m先まで飛ぶ可能性があるので、別室で待機していてもらいましょう。
家族が同じ部屋で寝ている場合は、すぐに②③へ!

②使い捨てのマスクや手袋、エプロンを装着
空気感染を防ぐために、処理する人もマスクや手袋などして自己防衛しましょう。

③嘔吐物を処理する
次に、嘔吐物をペーパータオルや新聞紙で被せて飛散を防ぎます。

②次亜スプレーでさらに菌を押さえつける
上から次亜塩素酸水スプレーを吹きかけてます。これにより嘔吐物が空中に舞い上がるのをさらに防げます。

③ペーパータオルは外側から内側へ
汚染を広げないように外から内へ向かって拭くことが大切。取り除いた嘔吐物はビニール袋に入れ、密封して隔離しておきましょう。拭いたら戻らないを徹底!

④さらに拭き上げる
次亜塩素酸水スプレーを使って吸い取ります。布団やソファだけでなく、周りのカーペットやカーテンなど飛んでいそうな場所も軽くふき上げましょう。ポンポン軽く叩くと付着した汚れは落ちやすいです。軽く叩く時は染み込ませられるように必ず下にタオルなども敷きましょう。

⑤使用したマスクや手袋も袋に入れて密閉
嘔吐物が少しでも触れたと考えられるものはすべて袋に入れて密閉しておきます。お布団のシーツやソファのカバー、嘔吐物のついたであろう服は後ほど別途洗濯できるようにビニール袋に入れて隔離しておきましょう。

ベッドやソファのクッション部分など!洗濯ができない場所に嘔吐したら?

①次亜塩素酸水スプレーを掛けてペーパーで拭き取る

②次亜塩素酸水や熱で殺菌!
以下のどれかをお試しください。
・タオルやシーツに次亜塩素酸水をしみこませて覆い、10~30分放置(色落ち注意)
・95℃以上のスチームアイロンを1分かける
・85℃以上の熱湯に浸す

しっかり乾燥させる
乾いたタオルで水分を吸収し、風通しの良い場所でしっかり乾かします。
扇風機やドライヤーを使うと、素早く乾燥させられます。

なんだかゲロくさい…?嘔吐の臭いを完全に消すには?

嘔吐の臭いは繊維に染み込みやすく、放置すると取れにくくなります。
嘔吐の臭いを嗅いで、吐き気を起こす可能性もあるので、正しい手順で消臭し、快適な空間を取り戻しましょう。

臭いを取るには重曹が鍵!布団やソファーの消臭方法

嘔吐物を取り除いた後、汚れた部分に重曹をたっぷり振りかけます。
重曹には臭いの元を吸収する働きがあり、消臭効果が期待できます。

①重曹水スプレーを作っておく
水500ml(ペットボトル1本分)に重曹小さじ1を入れて重曹水を作り、スプレー式のボトルに入れる

②たっぷり重曹水をかける
嘔吐した部分がしっかり濡れるまでスプレーしていく

③キッチンペーパーで水分を拭き取る
キッチンペーパーなどで重曹水を吸い取っていく。吸い取ったキッチンペーパーをビニール袋に入れて破棄

④臭いが取れるまで②と③を繰り返す
部屋に充満した臭いが取れるまで繰り返していく
※重曹だけでなく、クエン酸水やお酢を薄めた水でも効果あります!

⑤しっかり乾かす
仕上げに、換気をしながら扇風機やドライヤーでしっかり乾かします。
乾燥が不十分だと臭いが残る原因になるため、念入りに行いましょう。

嘔吐しやすい体調のサインと予防策

この後嘔吐する可能性があるか。
これがわかればどれだけ救われることか…!
胃腸炎の場合は感染してから数時間後に嘔吐することはよくある話。
突然の嘔吐に慌てないように、どんな所に嘔吐の予兆があるのかみていきましょう。

まず、めまいや胃のムカつき、食欲不振が続く場合は注意が必要です。
なんだかいつもと比べて元気がない時、姿勢が悪く表情がどんよりしている時はその兆候が出ています。子どもが「気持ち悪い」と訴えたときは、無理に食べさせず様子を見ましょう。

睡眠不足やストレス、脱水も嘔吐を引き起こす原因になります。一見胃腸炎との違いがわからないので、こまめに水分補給する習慣や、リラックスできる環境、ストレスの原因を探ることが大切です。

嘔吐をしたあとの食事は、脂っこいものや刺激物を避け、消化に良いものを選びましょう。
おかゆやバナナ、ヨーグルトなどは、胃に優しく負担を軽減できます。特に野菜たっぷりの味噌汁やスープは栄養が豊富なので多くの医療機関でも勧められています。

嘔吐初日は一番の理想は「経口補水液オーエスワン(OS-1)」ですが、味の好みがあるので、最低限をこまめに摂取。それから体調を見つつ、「野菜のスープや味噌汁、おかゆや飲料ゼリー」から徐々に始めていくと良いでしょう。

布団やソファの嘔吐対策!事前にできる工夫

嘔吐は突然起こるため、事前に対策をしておくと安心です。汚れを防ぐ工夫を取り入れ、布団やソファを清潔に保ちましょう。

まず、一番欠かせないのは、防水シーツ!!使い捨てのものがあると尚最高。
▼こういうの。

使い捨てであれば嘔吐してもすぐに処分できるし、ゆったりサイズであれば、寝ている間に子どもが移動しても安心です。

防水シーツが気になるようでしたら、布団のシーツの下に入れておいてもOK。洗いにくい布団マットやクッションの綿の部分に染み込む悪夢を防ぐことができます。

防水シーツの替わりにタオルで代用もOKですが、タオルの下に染みてるのでは‥?別の場所にも飛んでるのでは?という不安は正直拭えません。

次に、いざ嘔吐をしてもいいように、あらかじめ嘔吐物処理セットを作っておきましょう。胃腸炎の場合は二次感染を防止するためにスピード勝負!
あれ、様子がおかしいな?と思ったら、バケツや箱に入れた以下の嘔吐物処理セットを近くに置いておきましょう。

布団の上で嘔吐してしまうと、汚れや臭いが染み込みやすく、後処理が大変ですよね。事前に対策をしておけば、万が一のときも安心です。

まとめ:ソファや布団の上での嘔吐対策は事前準備と正しい処理がカギ!

ソファや布団で嘔吐されると、汚れや臭いが染み込みやすく、後処理が大変です。しかし、適切な対処法を知っておけば、被害を最小限に抑えられます!

特に重要なポイントは以下のとおりです。

① 嘔吐直後の適切な処理が最優先

・素手で触らず、手袋やマスクを着用して処理する
・ペーパータオルなどで嘔吐物を広げずに取り除く
・汚れを押さえるように拭き取り、できるだけ早く乾かす

② 臭いやシミを防ぐための洗浄方法

・重曹やクエン酸を活用し、汚れの種類に応じた掃除をする
・消臭スプレーや換気を活用し、臭いが残らないようにする

③ 除菌・消毒で感染を防ぐことが重要

・次亜塩素酸水でしっかり消毒する
・手袋やマスクを外した後は、必ず手洗いを徹底する

④ 乾燥を素早く行い、カビやダニの発生を防ぐ

・タオルやペーパーでしっかり消毒の水分を吸い取る
・扇風機やサーキュレーターで風を当て、早く乾燥させる
・ドライヤーを使う場合は、低温で生地を傷めないようにする

⑤ 事前にできる工夫で後処理の負担を軽減

・防水カバーや取り外し可能なカバーを活用する
・嘔吐しやすいときは、ソファにタオルやおねしょシートを敷く
・嘔吐物処理セットを近くに置いておく

嘔吐は突然起こるため、慌てずに対処できるよう準備が大切です。
とりあえず、胃腸炎の多い冬~春にかけては、まず「嘔吐物処理セット」と「使い捨て防水シーツ」を用意する!これに尽きると思います。

あと、次亜塩素酸水スプレーは必須です。
アルコールじゃ奴らは死滅できません。
冬は薬局から消えてしまうので事前に常備もしくはAmazonや楽天で購入しましょう。

▼お手軽価格だけどしっかり殺菌!

▼最強クラスの市販次亜塩素酸水スプレー

是非参考にしてみてください。

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