赤ちゃんの寝かしつけに悩んでいませんか？
毎晩、抱っこしても布団におろすと泣く、なかなか寝付かずイライラ…そんな経験があるママ・パパも多いはず。
本記事では、月齢別の「赤ちゃん 寝かしつけ方」を紹介します。
その種類、なんと30通り以上！
赤ちゃんがスムーズに眠れるコツや、手軽に試せるテクニックをまとめました。
夜泣きや寝かしつけに苦戦している方も、これを読めば楽になるはず！
ぜひ、赤ちゃんに合った方法を見つけて、ぐっすり眠れる時間を増やしましょう。
赤ちゃんの寝かしつけは月齢に応じた方法を選ぼう！
寝かしつけ方は実は月齢によっても特徴が違います。今回は脳の発達・睡眠の仕組み・心理的特徴を考慮し、全年齢、０～4ヶ月、5ヶ月～8ヵ月、９か月～2歳頃と分けました。
★マークは、保育士としての経験から特に効果を感じたおすすめの項目です。
全月齢に適した寝かしつけ方法
まずはどの赤ちゃんにも試せる寝かしつけ方法を紹介します。
- 足の指を一本ずつ軽くつまんで上に引っ張り離す
…足の指を刺激し、自律神経を整えてリラックスします。 - 眉間を指で優しくなでる（★）
…レム睡眠（深い眠り）の間は眼球が上を向いています。眉間を撫でることで自然と意識がまぶたの裏に行き、眼球が眠りの定位置について入眠しやすくなります。 - 手をぎゅっと強弱をつけて握る（★）
…手を握ると自律神経の副交感神経が優位になり、心を落ち着かせる効果があります。握りながら強弱をつけることで、一定のリズムを感じお胸トントンと同じようにより安心して眠れます。 - 膝の上で寝かせて、寝たらそっと開脚し、布団に着地（★）
…赤ちゃんはいくつか体にスイッチがあります。そのうちの１つが背中～おしりです。
膝の上で寝かせていた時は手が触れており、布団におろすときには敷布団が触れます。なにかに触れていると安心するので是非試してみてください。 - 耳や耳たぶ辺りを撫でる（★）
…いつもと違うにぎやかな場所にいる時、特にオススメ。耳の辺りを撫でられると摩擦音で周囲の音が掻き消され、一つの音に集中して寝付くことができます。 - 心臓の音を聞かせながら前後にユラユラ揺れる（★）
…お腹の中にいた頃、常に聞いていたママの心音。これに加えて羊水の中にいたように揺れを感じると、体内記憶が呼び起こされて、安心してすぐ寝付きます。
赤ちゃんの頭が自分の左胸前に来るように横抱きして、歩き回りましょう。 - 朝は部屋を明るく、夜は暗くする（★）
…時間を決めて部屋の照明を切り替えると脳が刺激されて、生活リズムが整いやすくなります。
自然光またはオレンジ色の暖色系の照明にすれば、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌を促進し、身体を眠りに誘ってくれます。 - 暗闇でゴロゴロさせて、自然と眠くなるのを待つ(★)
…赤ちゃんがいつまでもテンション高く、寝そうにない時は、そっと見守るのも一手。オモチャを投げられないように寝室に持ち込まず、誤飲や転倒に寝室の環境は整えておけば寝たふりしていても大丈夫です。 - スローテンポの歌を聞かせて抱き歩いたり、ベビーマッサージをする(★)
…聴覚で大好きな声、嗅覚で大好きなニオイ、触覚で大好きな人に包まれるため、赤ちゃんはリラックスして眠りにつきやすくなります。ただし、ベビーマッサージは赤ちゃんが機嫌の悪い時には嫌がると思うのでオススメしません。 - ママの服などママのニオイがついたもので包む（★）
…生まれた時から嗅いでいた香り、自分を守ってくれ愛してくれる香り。子どもはママの香りが大好きです。 - 二の腕など肌を触らせる
…親の肌や体温を触覚を通して感じることができ安心して眠りにつくことができます。→ 赤ちゃんにとって安心できる環境を作る。
0～4ヶ月に適した寝かしつけ方法
この時期の赤ちゃんは昼夜の区別がなく、眠りが浅いのが特徴です。「安心感」がカギとなります。
- 換気扇の音を聞かせる（★）
…実は換気扇の音は胎内音に近いので効果的です。他にも胎内音に近いものでいうとビニール袋をこする音、ドライヤーの音、掃除機の音、水が流れる音などがあります。 - ベビーオイルで足裏マッサージ
…筋肉の緊張をほぐし、血流を促されることで気持ちよくなりリラックスします。 - 寝る時はいつも同じ曲を聞かせる（★）
…何度も同じ曲を流すことで、「あ、この曲になったら寝る時間だ」と脳が学習するので、入眠スイッチが入りやすいです。オルゴールや胎内音もいいですが、ママやパパの優しい声が一番効果があるかもしれません（個人差あり） - おくるみで巻き巻きくるむ（★）
生後4ヶ月まではモロー反射（原始反射）による手足のビクッとした動きが見られます。この反射で眠りから覚める場合があるので、おくるみを通して防ぐことができます。また、胎内にいた頃の体位で巻いてあげると赤ちゃんは胎内記憶を呼び起こして安心します。
5～8ヶ月に適した寝かしつけ方法
この時期から「睡眠ホルモン（メラトニン）」が分泌され始め、昼夜のリズムが整ってきます。ただし、分離不安による「置いたら泣く」が増える時期でもあります。
- 耳元ので呼吸音を聞かせつつ背中をさする（★）
…抱っこされていたり、静かな部屋で寝ていると、ママやパパの呼吸音ってよく聞こえるんです。
なのでママやパパのゆっくりとした呼吸音をBGM替わりに聞くと、赤ちゃん自身も安心できるんです。 - たくさん触れ合い遊びや運動をしてからベッドや布団に移動する(★)
…日中の遊びや運動でセロトニンが分泌され、夜にメラトニンへ変化し眠気を誘います。体温が上がった後に下がることで入眠しやすくなり、適度な疲れが深い睡眠を促す。また、触れ合い遊びで安心感が生まれ、眠りやすくなります。 - 抱っこしながらバランスボールに座って一定のリズムでバウンドする
…バランスボールの一定リズムのバウンドは、胎内で感じていた母親の心拍や歩行の揺れに似ており、赤ちゃんに安心感を与えます。また、前庭感覚（バランス感覚）が心地よく刺激され、リラックスしやすくなります。さらに、リズミカルな動きは脳のα波を増やし、眠気を促進。親の密着による体温や心音のぬくもりも加わり、スムーズな入眠につながります。 - 布団から脱走したらそっと見守り、眠そうなサインを見せたら体をトントンする（★）
…無理に寝かそうとしてもこちらが疲れますよね。脱走しても安心な場所ならばそっと見守り、あくびをしたり動きがゆっくりになったら、トントンしてみてください。睡眠欲に負けて眠る姿が可愛いですよ。 - 顔の上でぬいぐるみをゆっくり揺らす
…ぬいぐるみを顔の上でゆっくり揺らすと、視線が一定の動きを追うため、目が自然と疲れて眠気を誘います。また、単調な動きは脳をリラックスさせ、副交感神経を優位にしやすくなります。 - シャンプーするように軽くわしゃわしゃと頭を撫でる
…心地よい刺激が頭皮の血流を促し、副交感神経が優位になってリラックスしやすくなります。また、一定のリズムで触れられることで安心感が生まれ、眠気を誘います。特に、シャンプーのような動きは胎内で羊水に包まれていた感覚に近く、赤ちゃんにとって心地よい眠りのスイッチになりやすいのです。
9ヶ月～2歳に適した寝かしつけ方法
この時期は、生活リズムが確立されてくるものの、遊びたい欲求も強くなります。寝る前の習慣づけが大切です。
- 抱っこ紐を付けて10分以上室内を歩き回る（★）
…車に乗っているとすぐに眠ってしまうのと同じ原理です。固定された状態で一定のリズムがしばらく続くと羊水の中にいたような揺れを感じて眠ってしまいます。 - おんぶをしながら食器を洗う
…一定のリズムで揺れるため、赤ちゃんは胎内で感じていた羊水の動きを思い出し、安心して眠くなります。さらに、背中に密着することでママの体温や心音を感じられ、リラックスしやすくなります。水の音や食器のカチャカチャした音も心地よい環境音となり、自然と眠りを誘う効果があります。 - 背中に「×」を描くように撫でる
…背中は安心感を得やすい部位で、優しく撫でることで赤ちゃんは心地よさを感じ、眠る準備が整いやすくなります。一定のリズムも入眠を助けるポイントです。 - 今日の出来事を話しかけ、愛情いっぱい抱きしめたりチュウしたり、寝る前のルーティーンを作る（★）
…眠る前に幸せなルーティーンを作ると、子どもは眠る時間が楽しみになり、成長してからもこの時間が続く限り嬉しそうに布団に入ります。 - 満足するまで遊ばせてから寝かしつける(★)
…気持ちも体力消費も満たされれば、あとは寝るだけです。 - ベランダや玄関に出て夜を体感させる
…赤ちゃんの体内時計が「夜＝寝る時間」と認識しやすくなります。涼しい風や暗さが視覚・触覚を刺激し、副交感神経が優位になってリラックスしやすくなるのも理由の一つです。また、外の穏やかな雰囲気が安心感を与え、寝室に戻ったときに自然と眠気を感じやすくなります。 - 耳元でささやくように話しかける（★）
…優しいママやパパの声が一番のBGM！幸せいっぱいの気持ちで眠れます。 - パペットやぬいぐるみをつかって「寝ようね」と説得する（★）
…パペットやぬいぐるみを使うと、赤ちゃんは楽しくリラックスした気持ちになり、抵抗感なく「寝る時間」を受け入れやすくなります。また、親からの直接的な指示よりも、第三者（ぬいぐるみ）からの優しい誘導の方が素直に聞き入れやすい傾向があります。安心感と心理的な納得感が生まれることで、自然と眠気を感じやすくなるのです。 - 満足するまで絵本を読んであげる(★)
…絵本を読みながら、ゆっくり単調に、そして小声に変えて行くと、そのまま眠ってしまうことも。 - 手を繋ぎながら話し掛ける（★）
…手を握ると副交感神経が優位に立ち、安心します。我が家は小学生になっても未だ繋いで寝ています。
＼ ひとくちメモ！ ／イヤイヤ期の寝かしつけ方
イヤイヤ期の場合は、「寝る」というワードは出さずに寝室に誘導することがポイントとなります。
理由はこの時期の子どもは基本的に自分の意志で動きたいから。自分の可能性を信じて、どこまでできるか試したい年齢なのです。
声掛けの方法としては、「お布団の部屋で遊ぼう！」「ぬいぐるみをお布団の部屋のどこかに隠したから見つけてね。」など、遊びの延長線で誘導してみましょう。
一緒に寝室に行く時に、子どもと相談して絵本を選び、いくつか持参してくといいですね。寝室で遊ぶ際は、決してテンションが高くならないようにまったりとした雰囲気で遊び、「絵本読もうか。ごろんしよう」と声を掛けると素直に横になることが多いです。そして絵本を読む時もいつも以上にゆっくりと穏やかな声でためしてみてください。
まとめ┃赤ちゃんの寝かしつけ方は月齢がポイント
いかがでしたか？
赤ちゃんの寝かしつけは、月齢ごとの特徴を理解し、適切な方法を試すことが大切です。
✅ 全月齢共通のポイント
・眉間をなでる、手を握る、ママの匂いを感じるなど、安心感を与える工夫をする。
✅ 0～4ヶ月は「胎内の記憶」を意識
・換気扇の音、おくるみ、心音を活用し、赤ちゃんに安心感を。
✅ 5～8ヶ月は「リズム」と「遊び」がポイント
・たくさん体を動かして遊ばせたり、バランスボールの揺れを活用。
✅ 9ヶ月～2歳は「ルーティーン化」もカギ
・毎晩の習慣を作り、「寝る時間」を楽しいものにする。
ここで終わる前にちょっと待った！！！
夜中の授乳後やおむつ替え後に、すんなり赤ちゃんが眠るコツも大切ですよね？
大したことはありません。必要なのは環境づくりです。
夜中の授乳やおむつ替えの時、スマホなどの明るい光だと赤ちゃんは目が覚めてしまいがち。
お腹を満たした後にすっと眠りにつけるように、授乳ライトがあるとオススメです。
赤ちゃんが成長してからも使える、オススメの授乳ライト！
１．Umimile の授乳ライト
Umimileの授乳ライトはタッチセンサー式なので、上部のタッチボタンで球色・温白色・昼白色が切り替えことができます。暗闇の中で小さなスイッチを探すことなく、手探りでも簡単にスイッチを入れることができます。さらにリモコンもあるので、授乳する時なるべく赤ちゃんに光を充てないようにする時は重宝できますよね。さらにフックがあるので懐中電灯にもなるし、テントにもつけられちゃいます🙌シンプルなデザインなので、成長してからは読書用などにも良いかもしれません。
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２．TOOGE 間接照明
＼私はこれが欲しかった！！／
なぜ欲しかったかと言えば、絵本「パパ、お月様とって！」を実現できるし、月のクレーターの名前を覚える良い機会だから。幼い頃から月を身近に感じることで、お月見や月の満ち欠けもより関心を持てるようになります。
この月の間接照明も２つ操作方法があり、球体のタッチボタンとリモコンで明るさと色温度を調整できます。リモコンでタイマーを設定して、月ランプが15分/30分/60分に自動消灯できるのも嬉しいポイント。「お月様が寝たから、○○ちゃんも寝ましょうね。」なんてやり取りもできそうですね♪
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寝かしつけは毎日のことだからこそ、親にとっても負担が少なく、赤ちゃんが安心できる方法を見つけることが大切です。いろいろ試して、お子さんにぴったりの寝かしつけ方を見つけてみてくださいね。
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