【2025年 最新版】ベビーシッター必見!認可外保育施設設置届の書き方と必要書類

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個人事業主として働くベビーシッターには認可外保育施設設置届の提出は必須です。

「認可外保育施設を設置したいけれど、どこから手をつければいいの?」
「どうやったらスムーズに申請が通るの?」
と悩んでいませんか?

この記事では、ベビーシッターとして働き始める皆さんに向けて、認可外保育施設設置届について詳しく配信していきます!必要な準備や記入方法、提出後の流れまでを初心者にもわかりやすく解説していくので、書類作成のポイントや注意点が理解でき、提出手続きがスムーズに進むようになります。

基本知識|認可外保育施設設置届とは?

「認可外保育施設設置届」は、自治体に対して施設の設置を正式に届け出るための書類です。
これは、ベビーシッターを個人事業主として運営するにあたり、法律で義務付けられている重要な手続きの一つです。
ベビーシッターの場合は認可外保育施設の中でも居宅訪問型保育事業にあたります。
居宅訪問型保育事業も認可保育施設と異なり国や自治体の認可基準に従う必要はありませんが、その代わりに保護者が安心して利用できる施設であることを示すため、設置届を提出することが求められます。
認可外保育施設設置届が受理されるまで、おおよそ1ヶ月近く掛かります。
もしも提出書類に不備があればさらに期間は延び、運営開始が遅れる可能性があるため、事前の準備や正確な知識が鍵となります。

認可外保育施設設置届の準備ステップ

必要な書類や情報をあらかじめ整理しておくことで、手続きがスムーズに進みます。

住んでいる自治体のホームページを確認して必要な書類をチェックする

まずは、事業所のある自治体のホームページを見て、自治体が指定する提出書類のリストを確認しましょう。多くのベビーシッターさんの場合は住んでいる家が事業所にあたります。
ですので、確認するのは住んでいる家の最寄りの役所のホームページという形になります。

また、地域によってはベビーシッターが普及していない土地もあります。
その場合はホームページに情報が掲載されていない場合があるので、自治体のホームページにある子ども課などに問い合わせてみましょう。

必要な書類を集める

次に、必要な情報を漏れなく集めることが重要です。
自治体にもよりますが、おおまかにいうと認可外保育施設設置届に必要な書類は以下の通りです。

①認可外保育施設設置届
②資格者証及び研修修了証等の写し…保育士証やベビーシッター認定書
③損害賠償責任保険に加入している場合は保険会社との契約書類 
④事業パンフレット、しおり等

▼ポイント
①認可外保育施設設置届
認可外保育施設設置届は各自治体のホームページにてダウンロードすることができます。
しかし多くがWordやExcelデータとなるため、自宅のパソコンにアプリを入れていない場合や印刷機がない場合は難しくなるので、自治体の窓口にて受け取りましょう。

②資格者証及び研修修了証等の写し
期限が切れていないか、旧姓のままではないか確認しましょう。もしも該当するようでしたら再度取り寄せる必要があります。
また、記入できる資格は登録しているサービスにもよりますが、主に以下の資格が対象となります。

・保育士資格 ・看護師資格 ・准看護師資格 ・子育て支援員研修(地域保育コース) ・家庭的保育者等研修 ・全国保育サービス協会(ACSA)認定ベビーシッター ・全国保育サービス協会(ACSA)ベビーシッター養成研修+現任研修 ・全国保育サービス協会(ACSA)居宅訪問型基礎研修

③損害賠償責任保険に加入している場合は保険会社との契約書類
損害賠償責任保険への加入は義務ではありませんが、もしものことを踏まえると加入しておくことをオススメします。シッター会社によっては会社が損害賠償保険に加入していることがあります。その場合は所属しているシッター会社のホームページにて検索してみましょう。おそらく提出用の損害賠償保険の書類を入手できます。

④事業パンフレット、しおり等
事業所のパンフレットは、どこかのシッター会社に所属している場合はそのサービスのホームページや個人ページのプロフィールなどで対応することができます。
また、シッター会社によっては事前に準備していることもあるので所属先にて確認してみましょう。

もしも個人で行う場合は、ベビーシッターサービスについて書いてあるホームページや配布しているちらしなどを持参するようにしましょう。

提出先の方法を確認する

また、提出先窓口や書類の提出の仕方の確認も忘れないようにしましょう。

以前全国の自治体に提出方法をヒアリングした結果、自治体によって提出方法が窓口のみだったり、提出先は問い合わせ先と異なるケースがあることを知り驚きました。

計画的な準備で、施設運営開始への第一歩を確実に踏み出しましょう!

認可外保育施設設置届の具体的な書き方ガイド

認可外保育施設設置届を正確に記入するには、自治体指定のフォーマットに従い、必要事項を漏れなく記入することが大切です。ただし、自治体によっては見本を掲載していないところもありますので、わかりやすく紹介していきます。

認可外保育施設設置届の内容は自治体によって多少異なりますが、主に共通する項目のみ以下記載する内容を示しました。

認可外保育施設設置届の記入内容

①事業所の名称:自身の氏名または開業届の屋号など
②事業所の所在地:事業所(自宅)の住所
③設置主体:個人として運営する場合は個人にチェック
④設置者住所:自宅の住所
⑤代表者名:自身の名前
⑥管理者住所:自身の名前
⑦管理者名:自身の名前
⑧管理者住所:自身の住所
⑨事業開始年月日:シッター会社に内定が決まった日
⑩系列事業所:ベビーシッターの場合は基本的に無
⑪保育提供可能時間:自身の働きたい時間に合わせて記載する
⑫提供するサービス:自身が提供したいサービス内容の欄を記入する
⑬利用料金設定状況:時給換算の場合は時間単位を選択
⑭利用料金:自身が請け負える年齢の場所に時給の金額を記入する(一時預かりの欄で可)
⑮定員:自身がお預かり可能の年齢の欄に1もしくは双子でも可能な場合は2と記入する
⑯届出年月日の前日において保育している児童の人数:該当者は記入
⑰保険加入状況:加入している保険の種類を選択し、保険対象となる内容、金額を記入する
⑱提携医療機関:未記入でも問題ないが、記入必須の場合は近所のクリニックなどを記入する
⑲職務に従事している職員の配置数:
A 事業所長の欄に 1人/常勤/保育業務への従事→している/資格→所持している資格を選択する 
C 合計 1人/常勤 1人
⑳職務に従事している職員の配置予定数:⑲と同じ
㉑事業所に在籍している保育従事者数:自身の所有資格の欄に「1」と記入
㉒職員の研修等の参加状況:所属しているシッターサービスで受けた研修や市で開催している資格を記入(自治体によっては受講証明書を求められることもあります。)
㉓子どもの預かりサービスのマッチングサイトのURL:自分の所属しているシッター会社や自身のHPのURLを記載する
㉔設置者が過去に事業停止命令又は施設閉鎖命令を受けたか否かの別:該当しなければ「無」を選択

添付書類

1.利用形態別、年齢別料金がわかる書類:プロフィールページなどにお預かり可能年齢を記載しているページをスクショして印刷する
2.有資格者(保育士、看護師・准看護師)について、保育士登録証の写し等の資格が確認できる書類
3.認可外保育施設指導監督基準第1の2(2)で定める研修の修了者について、修了証書等の研修修了が確認できる書類
4.マッチングサイトを利用する場合、マッチングサイトにより提供するサービスの内容に関する情報等を伝達していることがわかる書類:登録しているシッターサービスと自身のお預かり可能の条件が記載されているページ(プロフィールなどの)をスクショして印刷する

記入後は自治体の窓口で確認を受けるとよりスムーズに書類が通ります。

提出方法とスケジュール管理のポイント

認可外保育施設設置届をスムーズに提出するためには、提出方法とスケジュールの管理が重要です。事前に必要な手続きの流れを把握しておきましょう。

まず、提出先となる自治体の窓口を確認します。多くの場合、福祉課や子ども家庭課が担当となりますが、自治体によって異なるため、必ず公式サイトや電話で確認してください。

次に、提出期限を把握し、スケジュールを逆算して準備を進めます。提出期限が決まっている場合は、余裕を持って2週間前には必要書類を完成させるようにしましょう。

オンライン提出が可能な自治体も増えているため、紙での提出だけでなくデジタル提出の選択肢も検討すると効率的です。

計画的に進めることで、書類の不備や期限切れを防ぎ、安心して施設運営の準備に取り掛かれるようになります!

提出後の流れ

認可外保育施設設置届を提出した後、自治体での審査が行われます。
問題がなければ、提出した認可外保育施設設置届は郵送または窓口にて自治体の押印がされた状態で返却してもらえます。
もしも不備があった場合は自治体から確認や追加資料の依頼が来る場合があります。その際は、迅速かつ正確に対応することが重要です。

認可外保育施設設置届の手続きから運営開始までの総まとめ

認可外保育施設設置届は、子どもたちと保護者の信頼を得るために必要な書類です。
本記事では、設置届の書き方や提出後の流れ、実際の運営準備まで、重要なポイントを詳しく解説しました。以下に、特に押さえておきたいポイントをまとめます。

特に重要なポイント

  • 認可外保育施設設置届の基本的な目的
     設置届は施設の安全性や適正な運営を保証するために義務付けられている書類です。施設の信頼性を示す重要な手続きであることを理解しましょう。
  • 正確な書類記入のポイント
     施設名や所在地、お預かり可能な対象者などを明確かつ正確に記入します。記入ミスや情報の不備は審査遅延の原因になるため、最終チェックは慎重に行いましょう。
  • 提出後の審査対応
     提出後、自治体からの追加確認や修正依頼が来る場合があります。その際は迅速に対応し、スケジュールに余裕を持つことで開業への影響を最小限に抑えられます。

認可外保育施設設置届の手続きは多岐にわたり、自治体ごとに異なる点も多いですが、本記事の内容を参考に、まずはお住まいの自治体へ相談することから始めましょう。手続きでわからないことがあれば、自治体の公式サイトや窓口で最新情報を確認し、適切な対応を進めることが成功への近道です。

手続きを確実に進め、地域に信頼されるシッターを目指しましょう。

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