教えて！2024年10月流行っている３つの感染症 | ママの人生を豊かにするブログ

一年の中で過ごしやすいと言われている秋なのに、今年は気温差が激しい！！

10月19日(土)は30℃の真夏日となった東京都心。
なんと翌日20日(日)は20℃と気温が急降下。
見てよ、このグラフ。エグくな～い？

https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2024/10/19/31025.html

北海道では同19日から20日にかけて初雪を観測してるし、そりゃ体調崩しますわ。

気温差が激しいと、体は気温変化に適応しようとするから、自律神経や血管が過剰に反応しちゃってそれが体の不調や免疫低下につながるのです。のです！

詳しく言えば…
・自律神経の乱れ
➡気温の急な変化に対応するために、体は自律神経（交感神経と副交感神経）を使って体温を調節します。しかし、頻繁な気温の変動があると、この調整がうまくいかず、自律神経が過剰に働きすぎて乱れることがあります。その結果、疲労感、頭痛、めまい、動悸などの症状が現れることがあります。

・血管の収縮・拡張
　寒い時は血管が収縮し、暑い時は拡張します。急激な気温変化によって血管が頻繁に収縮・拡張を繰り返すと、血圧が不安定になり、体の血流が乱れます。これが原因で、手足の冷え、血圧の上昇や低下、むくみ、さらには肩こりや頭痛が引き起こされることがあります。

・免疫力の低下
　自律神経の乱れや血流不良により、体の防御機能である免疫力が低下しやすくなります。これにより、風邪をひきやすくなったり、感染症にかかるリスクが高まります。

乱れまくってます、粗ぶってます…！落ちつけ！誰かハグしてあげて！！

この体調不良に好条件な環境下の中、気を付けたいのは感染症。
くるでくるで～、じわじわ忍びよるで～。
というか、病院で働いている身としては、既に感染症が流行ってる印象。

2024年10月下旬！現在流行っている感染症はなにか、感染経路はどこか把握して、健康維持に努めましょう！

【注意喚起】手足口病・マイコプラズマ肺炎・ライノウイルスが流行中
受診の判断に迷ったら！
より感染を防ぎたいなら、コレ！！
まとめ

【注意喚起】手足口病・マイコプラズマ肺炎・ライノウイルスが流行中

現在流行してる感染症といえば、これらがスリートップ！！！たまにコロナとかアデノとかRSとかいるけど、とりあえずこの３つは手堅い。手足口病は減りつつあるけど、ね。1位にマイコとライノで３位に手足口病っていうイメージかな。

手足口病

口の中や、手足などに水疱を伴う複数の発疹が出る感染症です。

手足口病は、子どもを中心に、主に夏に流行しますが、今年特に流行ってる！厚生労働省によると、過去5年間の週の平均と比較して多い水準で推移しています。感染症発生動向調査によると、基本的に感染は2歳以下が半数を占めますが、大人も患うケースが増えてます。ウィルスはエンテロウイルスやコクサッキーウイルス。

■主な症状…

感染してから3～5日後に、口の中、手のひら、足底や足背(足の甲)などに2～3mmの水疱を伴う複数の発(ほっ)しんが出ます。発熱は約3分の1にみられますが、38℃以下のことが多く高熱が続くことは通常はありません。ほとんどの発病者は、3～7日のうちに治る病気です。

■感染経路…

飛沫感染、接触感染、糞口感染（便と一緒に排泄されたウイルスが口に入って感染すること）

■感染対策…

一般的な感染対策は、接触感染を予防するために手洗いをしっかりとすることと、排泄物を適切に処理すること

□全国の感染状況最新版はこちらから➡https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr/510-surveillance/iasr/graphs/1532-iasrgv.html

マイコプラズマ肺炎

頑固なせきをともなう呼吸器感染症。小児や若い人に比較的多い。

「肺炎マイコプラズマ（ Mycoplasma pneumoniae ）」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症。これも、今年ほんと多い！マイコプラズマ肺炎は特に秋冬に増加する傾向があるんだけど、まさにだよね、勤めてる小児病棟で3割締めてる印象。
例年、患者として報告されるもののうち8割は14歳以下だけど、成人の報告もみられるから注意！

■主な症状…

発熱や全身の倦怠感（だるさ）、頭痛、咳（少し遅れて始まることも）。
咳は熱が下がった後も長期にわたって（3～4週間）続く。
肺炎マイコプラズマに感染した人の多くは気管支炎で済むが、一部の人は肺炎となることも。小児の方が軽症で済む。

■感染経路…

飛沫感染、接触感染。感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、2～3週間くらい。

■感染対策…

普段から流水と石けんによる手洗いをすることが大切です。また、感染した場合は、家族間でもタオルの共用は避けましょう。せきの症状がある場合には、マスクを着用するなど“咳エチケット”を守ることを心がけましょう。

□全国の感染状況最新版はこちらから➡https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr/510-surveillance/iasr/graphs/1532-iasrgv.html

ライノウイルス

風邪（急性上気道感染症）の主な原因となるウイルスの種類。多い！これも非常に多い！
鼻や喉の粘膜に感染し、主に秋や春に流行しやすいですが、年間通して流行する病気。
基礎疾患に気管支喘息があると、喘息発作を起こしたり、咳がひどくなる可能性があります。

■主な症状…

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、微熱などが一般的な症状

■感染経路…

飛沫感染や接触感染

■感染対策…

手洗いや正しい衛生対策が有効です。また、公共の場でのマスクの着用も予防策の一つとなります。

受診の判断に迷ったら！

受診を迷った場合や夜間・休日の場合は、「こどもの救急」などのWebサイトを参照したり、#8000（こども医療電話相談）に相談しましょう。電話口の看護師さんが２４時間相談に乗ってくれます。

より感染を防ぎたいなら、コレ！！

ソープディスペンサー！！
これはあった方がいい。非接触タイプだから、汚れた手で直接ポンプに触る必要がないため、二次感染も防ぐことができるし、なにより衛生的！

今回選んだ商品はいずれもコードレス。
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