ママ友って必要?適度な距離を保つ付き合い方

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子どもを通してできたママ友。
園や学校などで顔を合わせることも多く、また、子どもの友人関係にも影響が出てしまうのでは、と思うと無下にできませんよね。しかし通常の友人と違ってなかなか気を許せず、付き合いが億劫になってしまうことも。

株式会社しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」に掲載されていた
「ママ友が面倒くさいと思った瞬間ランキング」では以下のような結果が出ています。

1位 プライベートを探ってくる(37%)
・聞いたことを他の人に言いふらすことが前提なのが見え見えだからです。(20代女性)
・話したくないようなプライベートな質問を気軽に質問してくる人は面倒くさい。(40代女性)

2位 悪口や愚痴ばかりを言う(32%)
・あまり知らないママ友や先生の嫌な噂や話を聞かされるのが困ります。(30代女性)
・ネガティブなことばかり言われると、自分の気持ちも荒んでくる気がするので嫌です。(30代女性)

3位 マウントを取ってくる(31.5%)
・使っているベビーカーなどなんとなくマウントと感じるときがある(20代女性)
・地域性もあって、出身高校をきいてくる。その後どこに進学していようが、出身高校がどこかで階級が決まる感じなのがすごく嫌。(30代女性)

おそらく本人は無意識に聞いてしまっている可能性もありますが、他人との距離感は人によりますよね。お互い気持ちよくいられる関係を保つのが社会人としてのマナー。

今回の配信ではちょっと困ったママをはじめとした、適度な他人との距離の保ち方について配信していきます。

仲良くなれるママの確率はたったの3%弱!

そもそも生涯で何人とママ達と出会うのでしょうか。
仮定をもとに、生涯で何人のママに出会うのかを計算してみましょう。
以下の前提条件を設定します。

  1. 保育園:30人のクラスが1クラス
  2. 小学校:30人のクラスが5クラス

まず、保育園で出会うママの人数を計算します。
・保育園:30人

次に、小学校で出会うママの人数を計算します。
・小学校:30人 × 5クラス = 150人

保育園と小学校で重複しているママもいるかもしれませんが、それを考慮せずに単純に合計します。
・合計:30人(保育園) + 150人(小学校) = 180人

保育園と小学校を通じて出会う可能性のあるママの人数は<180人>となります。
(中学や高校、大学では基本的に保護者同士の絡みは少ないので今回は数に含みません。)

公園や子ども会、サークルやらで、+20人のママも加えておきます。
すると、生涯合計200人と出会うことになります。

子どもを通じて「顔見知りになる」関係ですから、全ての人と仲良くなるわけではありませんが、保育園、幼稚園、小学校と10数年の間に200人の「ママ」を知るのです。

それでは、200人仲良くなれる人数はどのくらいでしょう。

我が家の場合、こどもが幼稚園時代は退園時間が早かったので親同士交流する機会は多かったですが、保育園に転園したら、他のママ達も基本的には働いているので交流する機会は少なく、基本的に挨拶程度でした。係での交流も含めて、実際に関わったママ達というと、子どもひとりにつき15人くらいかな?その中でお茶を飲んだり大人だけで交流したことあるママ友は、少ないですよ、5人程度!

では生涯出会うママ友と何パーセントの割合で仲良くなれるのか計算してみると、

(5÷200)×100=2.5

なんとたったの3%!

最初のおおざっぱすぎる計算式を例にとれば、97%のママたちは「その後、お互いの人生に全く関係のない人たち」です。ほとんどのママたちが子どもを通じて「学校」というひとつの社会を共に歩んでいるだけで、実は通りすがりの人達程度なのかも。

通りすがりの人達と無理にでも関係を築く必要あります?
ありませんね?
そう思うと気持ちが楽になります。

ただ、中にはこれからずっと先まで付き合える、本当の友達になる人も出てくることもあります。
時には共に苦楽を共にし、転園してからもずっと連絡を取り合い、育児の苦労を分かち合う戦友のようなママ友。
今後どんな縁が待っているかわからないので、最低限のコミュニケーションは図る必要はあります。

今回の配信では、ママ友との付き合い方をストレスフリーにするためのポイントをご紹介します。

ママ友とうまく付き合っていくために覚えたい8つのポイント

1. 自分らしさを大切に

ママ友との関係で一番大切なのは、自分らしさを大切にすることです。無理に他人に合わせようとすると、疲れてしまいます。自分のペースで、自然体で付き合うことが大切です。ありのままの自分を受け入れてくれるママ友は、きっと良い関係を築けるでしょう。

2. 共通の趣味や興味を見つける

子ども同士が仲良しであれば、それだけでも十分ですが、共通の趣味や興味を持つことで、さらに深い関係が築けます。例えば、料理や手芸、運動など、自分が好きなことを一緒に楽しむママ友を見つけると、会話のネタも増えて、一緒に過ごす時間がより楽しいものになります。

3. 感謝の気持ちを大切に

日々の小さなことでも、感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにしましょう。例えば、ちょっとした助け合いや親切な行動に対して、ありがとうの一言を添えるだけで、相手にとって大きな励みになります。感謝の気持ちを持つことで、お互いにとって心地よい関係が築けます。

4. プライベートを尊重する

ママ友とはいえ、お互いにプライベートな時間や空間を大切にすることが必要です。時には一人の時間が欲しいと感じることもあります。そんな時は、無理に付き合わずに、自分のリズムを大切にしましょう。また、相手が忙しい時やプライベートな時間を過ごしたい時は、無理に連絡を取らないように気を付けることも大切です。

5. 子ども同士のトラブルには冷静に対処する

子ども同士のトラブルは避けられないものですが、冷静に対処することが求められます。感情的にならずに、お互いの子どもの気持ちを理解し、問題解決に向けて協力する姿勢を持ちましょう。また、子ども同士が仲良く遊べるように、親同士も協力してサポートすることが大切です。もしも子どもが年長さんくらいになっていれば、子ども同士で解決することもできるので、簡単なトラブルであれば親は介入せず見守るだけでもいいと思います。

6. ポジティブな姿勢を持つ

ポジティブな姿勢で接することも、ママ友との関係を良好に保つために重要です。ネガティブな話題ばかりだと、お互いに疲れてしまいます。楽しい話題や、前向きな考え方をシェアすることで、明るい雰囲気が生まれます。また、相手の良いところを見つけて褒めることも、関係を深めるポイントです。

7. お互いのサポートを大切に

ママ友同士でお互いをサポートし合うことは、とても心強いです。例えば、子どもの送り迎えを助け合ったり、病気の時にお見舞いをしたりと、ちょっとしたサポートが大きな助けになります。お互いに支え合うことで、安心感が生まれ、強い絆が築けます。

8. 無理に付き合わなくてもいい

時にはママ友との付き合いが負担に感じることもあります。もしも苦手意識や違和感を感じたら、できる限り避けて、逃げて自分の生活リズムや気持ちを優先しましょう。必要な時には距離を置くことも大切です。顔を合わせたら最低限の挨拶だけする。話を振られたら適当に、曖昧に返事をする。次の約束は入れない。2人だけになる機会を避けるなど、無理をしないことで、自然と心地よい関係が築けるようになります。

特徴別!面倒に感じるママ友との距離感の保ち方

◾︎陰口や噂話が好き
⇒自分からは話を広げず、曖昧な返事をすることで話を濁らせる。

▪プライベートなことを聞いてくるママ友
⇒「主人が秘密主義で、言わないでくれって言われているんです」で乗り切る。

▪マウントを取ってくるママ友
⇒会わないようにルートや時間を変えて、距離をとる。

▪子供を放置しがちなママ友
⇒直接ママに注意すると波風が立ちやすいので、もしもその場で我が子が同じ行動を取っていたら、きちんと注意。

ケガに繋がりそうだったり、あまりにも社会のルールから外れている場合は注意していいと思います。

「あ、他のママさん達はこんなにしっかり子どもを見るんだ」と気付いてくれるかも。

▪グループを作りたがるママ友
⇒本望でないグループに入れられた場合は最低限の返答のみに留め、積極的に関わらない。子どもが成長するに連れて、グループも消滅するから、やりたい人にはやらせておけ…

▪ボスタイプのママ友
⇒あまり関わらないように最低限の挨拶程度でOK!挨拶する時はにこやかに。そして素知らぬ顔ですぐさま距離を置く!触らぬ神に祟りなし…

◾︎金銭感覚が違うママ
⇒無理に合わせると経済的に厳しくなるから、「うちはここまで払えない!」としっかり線引きを。その上でも付き合いを求めてきたら、ありがたく受け入れて、もしも金銭的な負担を掛けてしまった場合は、きちんと感謝を伝えましょう。

まとめ

いかがでしたか?
今ママ友との付き合い方に悩んでいる人は多いと思います。

しかし所詮は人とのご縁。

今後繋がる可能性はあるけれど、うち97%は他人で終わります。
町で出会っても気付かず終わる程度。無理に付き合う必要はありません。

ただ人として最低限のマナーは保つことで、今後の縁に繋がる可能性はあります。
自分らしさを大切にしながら、コミュニケーションを大事にし、感謝の気持ちやプライベートの尊重を忘れずに、自然体で付き合っていきましょう。

ポジティブな姿勢で接して、必要であればお互いをサポートし合い、楽しい時間を共有することで、より素敵なママ友との関係が築けるでしょう。

ママ友は大変な育児を乗り越えている、半ば同志です。ただ人間なので合う合わないはあります。自分らしさを侵害されないように距離を保ちながら、接していけるといいですね!

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