フェロモン欲しい人必見!科学的に異性を惹きつける方法

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純粋にさ、人間もフェロモン放出しているのかなって思ったことありません?
たまにいますよね、街中でも「フェロモン」を感じる人。
要は露出が多くて妖艶で色気を纏っている方。
つい二度見しちゃうくらい作品として完成されてると思うのですが、
実際にフェロモンは人間の体から分泌されるのか気になって調べてみました。

▼今回の配信内容の概要
人間は他の生き物のように異性を惹きつける性フェロモンがあるのか
・男性を引き寄せるニオイについて
フェロモンがあるとしたらどう身につけるか

そもそもフェロモンは人間にもあるのか

まず、フェロモンという言葉について説明します。
フェロモンはもともとホルモンから作り出された生物学的用語です。

ホルモン体の中で作り出された化学物質が血液中に放出され,離れた細胞に働きかける信号のこと
フェロモン体の外に放出され,同じ種の他の個体に特定の行動や生理反応を引き起こす化学物質のこと

例えばアリが食料の場所を示したり、オスの蛾がメスを引き寄せたり、犬や猫のマーキングもフェロモンの働きです。

フェロモンは、哺乳類の場合、主に鼻の中にある「鋤鼻器(じょびき)」という器官で受け取っています。しかし、人間は進化の過程で「鋤鼻器(じょびき)」が退化しており、現時点では他の生物のような異性を引き寄せるような性フェロモンの存在は証明されていません

なぜ退化してしまったのかというと、人間には必要がないから。
というか、そもそもフェロモンは理性とか倫理観を駆使して抗えるものじゃないから、異性を惹きつける性フェロモンが存在したら恐ろしすぎる。漫画の世界で終わらせてくれ。

「やはり人間は異性を引き寄せるフェロモンは存在しないのか…」と夢を打ち砕かれた皆さん、お待ちください。

それに似た効果は「ニオイ」にあると、東京農業大学デザイン農学科教授の櫻井健志さんを始めとした多くの研究者は言います。

五感の中でもニオイ(嗅覚)が最も相手の記憶に残る理由

なぜニオイが相手を惹きつけるのか。前提としてお話させていただきます。

相手の第一印象は、聴覚情報が38%、視覚情報が55%、言語情報が7%で決まるというメラビアンの法則は有名ですが、実は最も記憶に残りやすい感覚は嗅覚です。「あ、この匂いどこかでかいだことある!」といった経験、誰しもありますよね。嗅覚は視覚や聴覚とは違い、扁桃体と海馬という記憶と感情を処理する部位に接続されている為、相手の印象に残りやすいのです。

また、海馬体のある大脳辺縁系は、本能的な行動や感情を司る場所でもあるのですが、五感のなかで、唯一嗅覚からの情報だけがこの海馬体へと直接伝達されるのだそうです。

これにより「ニオイは本能的な行動や感情に直接作用する」と言えそうです。

生物学的に男性を引き寄せる2つのニオイについて

ここまでニオイがどれほど相手の記憶に残りやすいかお話させていただきました。
ニオイは香料などで印象を左右させることもできますが、人間もイチ生物。
子孫繁栄をしていけるように異性を惹きつける良いニオイが必要な時期に自然と体から出ているんです。
その匂いは、異性を惹きつける効果のあるモテる皮膚ガス「γ-デカラクトン(ガンマ-デカラクトン)」と「 γ-ウンデカラクトン」。これらは若い女性特有の甘い体臭として知られています。例えば「γ-ラクトン」は甘いモモやココナッツのような香りで、「 γ-ウンデカラクトン」は金木犀のような甘い香りと言われています。男性は子孫繫栄を目的とする生殖機能の本能的にこの香りを求める傾向にあるそうです。

カブトムシかな?aikoかな?

 ただ、「γ-デカラクトン」は20代、「γ-ウンデカラクトン」は30代で大幅に減少することが明らかになっています。ならば30代からラクトンが入ってる香料をつければ、フェロモンに寄せたニオイを身に纏える(まとえる)のでは?
調べてみたところ、実際に市場ではフェロモンを増殖する対策としてラクトン入りの商品が出ています。
 ▶Amazon スウィートラクトン コロン 20mL入  https://amzn.to/45MInu7
 ▶楽天 オルナオーガニック ヘアウォーター https://a.r10.to/hkZNXI

ラクトン入りの商品を身に纏うと、どのような効果があるかというと、ロート製薬の研究チームが証明していまして、ラクトン入りの香料を嗅ぎながら女性の写真を見ると「女性らしさ」・「若々しさ」・「魅力度」の全てが上がって印象が良く見えるという研究結果が出ています。是非ラクトンで検索してお気に入りのアイテムを見つけてみてください。

香料を選ぶ上で、もし一点だけ補足するとしたら自分の印象や体臭に合ったものを選ぶこと。例えば「かっこいい」人は自分に合うファッション、メイク、ヘアスタイルをしていることが多いですよね。そんな人がもしもイメージの違う香りを纏っていれば脳の処理能力に混乱が生じます。もしもイメージ通りの香りであれば魅力はさらに増して感じられるのです。

実はこんなニオイも男性にとっては魅力的…?

また先述した櫻井健志さん曰く、男性にとって魅力的なニオイは、「排卵期の女性のワキの匂い」とのこと。なんともピンポイントで気持ちが引きますが、男性にとっては心地よく感じられる香りらしいです。ワキは排卵や生理、妊娠、更年期などのホルモンバランスの変化により、アポクリン腺の働きが活発になって、臭いが強くなるはずなんですがね?

これについて研究が進んでおり、近い内に発表するとのことです。気になる…

男性を惹きつけるニオイやホルモンを増やすコツ

年齢によっては自然と男性を惹きつけるニオイが放たれることが判明しましたが、不摂生で生活習慣が乱れていたり、ストレスが溜まっていると正常通り分泌されないこともあります。早寝早起き、適度な運動を心掛けましょう。

また関根さんによると先述したモテる皮膚ガス「γ-ラクトン(ガンマ-デカラクトン)」は腸内環境の影響を受けるため、善玉菌、特にビフィズス菌を多く含む食べ物を摂取することで増やすこともできるとのことです。代表的なものはヨーグルトですが、ビフィズス菌のえさとなるオリゴ糖を取ることで腸内環境が改善され、ラクトンの量が増えるとのことです。

また誰かを惹きつけたいのなら、当然「ホルモン」も大切になります。

「恋をすると綺麗になる」とはよくいったもので、女性は恋に落ちると体内で多くのホルモンが活発になり、美肌効果や目の潤いが増すなど、自然と人を惹きつける体になっていきます。

そこで看護師 兼ウェルネスコーチ の さわこさん(※) にホルモンを増やす食べ物について話を聞きました。
「女性は30代後半からは卵巣機能が低下し始め、エストロゲンという女性ホルモンが減少していきます。そのため、エストロゲンに似た働きをするイソフラボンを多く含む大豆製品の摂取が望ましいです。大豆は食物繊維やオリゴ糖も多く含みます。加齢とともに乱れがちな腸内環境を整えてくれる上、骨を強くするカルシウムも豊富です。女性には嬉しい栄養が豊富ですね!」

また、腸内環境はホルモンバランスにも大きく関わってくるとのこと。関根さんがおすすめされた善玉菌やビフィズス菌がここでも活かせそうですね。
腸内環境が整うと幸せホルモン(セロトニンやオキシトシン)もたくさん作ることができるそうなので、まさに一石二鳥!

まとめ

ここまで異性を惹きつける性フェロモンについてお話させていただきました。
峰不二子のように異性を惹きつける性フェロモンは理想的ではありますが、もしも他の生物同様に性フェロモンがあったら人間に理性は存在しませんよね。だけど、「ニオイ」として異性を魅了できるよう作られているのが面白い。

それでもやはりフェロモンがあると感じる人は存在するので、
おそらくそれは…

・遺伝子レベルでのニオイの相性
・モテる皮膚ガス「γ-デカラクトン(ガンマ-デカラクトン)」と「 γ-ウンデカラクトン」の影響
・正常に分泌されているホルモンの働きで作られた容姿
・自分の努力の証(所作や言動やメイクなど)


が理由と思われます。
何歳になっても努力大事。魅力的な女性は自分を良く研究していて魅せ方をわかっているのかなと思います。
もしもあなたが20代なら、規則正しい生活+ヨーグルトや大豆食品を。
もしも30代なら、規則正しい生活+ヨーグルトや大豆食品を+ラクトン入りの香料を。
もしも40代以降ならば、規則正しい生活+ヨーグルトや大豆食品を+ラクトン入りの香料+年相応のフレグランスを纏うことをオススメします。

今回フェロモンの研究を調べる中で、現時点では以下のような研究結果も出ているそうです。
・プライマーフェロモンの作用によりネガティブ感情を抱いた女性の涙は男性のテストステロンの分泌を下げる。
・同上のフェロモンにより、女性のセックスアピールに対する男性の感受性を低下させるのである。
・モジュレーターフェロモンがポジティブ感情を増加させ,ネガティブ感情を減少させることが示された

また機会を見てご紹介させていただきます!

▶お話を聞かせていただいた看護師 兼 ウェルネスコーチの さわこさん

さわこさんのSNSアカウント:
https://www.instagram.com/sawako_diet_support/

▶参考文献
・東北大学大学院文学研究科心理学研究室 准教授 坂井信之さん
https://psych.or.jp/wp-content/uploads/2017/10/74-5-8.pdf
・フェロモン×動物行動学 https://www.nhk.jp/p/ts/47NWJQ9RP7/blog/bl/pz9jbbjeYa/bp/pMNvbnbVXM/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000006237.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/koshohin/36/4/36_303/_pdf

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