正しい声かけ、できていますか?
伝えたいことは同じでも、言い方によっては相手の自尊心を傷つけたり、トゲがある言い方をしてしまうことってありますよね。また、思ったように伝わらず、結果何度も注意を繰り返す…なんていうことも。
言葉ひとつでも「塵も積もれば山となる」。子どもの未来の可能性を狭めてしまう可能性もあります。普段育児や保育で使う言葉を見直し、お子様の自己肯定感を高められる言い方を学びましょう。
今回は<注意編>についてです。
おすすめの注意の仕方
・早く準備しなさい!→この間は〇秒で準備できたけど、今日は何秒か数えてみようか!
・早く帰るよ!→あと〇回やったら帰るからね。(指を追ってカウントする)
・痛くない痛くない!→痛かったね~。どこが痛かったか見せてごらん。
・走らないで!→歩こうね。
・うるさい!→声をこのくらいにしてくれる?
・危ないからダメ→もし怪我したら心配だなぁ…
・だから言ったでしょ!→どうすればよかったかな?
・そんなこと言っちゃいけません!→そうか、嫌だったんだね。そうしたらこう伝えてみようか!
・兄弟を叩いた時→(叩くのを止めたら)止められたね、ありがとう。
・人に迷惑かけちゃだめ!→
公の場で騒ぐ時…悪い人が眠ってるかもしれないから、静かにしようね。
公の場でウロウロする時…ぶつかったら転んで怪我するかもしれないから、まっすぐ歩こうか。
まとめ
気持ちに余裕がない時、咄嗟に口に出た言葉が実は相手の自尊心を傷つけたり、逆にダメなことをイメージさせてしまい逆効果に繋がる…なんていうこともあります。
ポイントとしては、
・注意する時はして欲しいことを明確にして伝える。
・何度も言っても伝わらない時は自分で考えを導き出せるよう問いかける
この2つを意識するだけでも、子ども自身意識がきっと変わりますよ。
是非お試しください。