ママ達必見!子育てで身につく7つのキャリア

おすすめの育児のコツ
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「育休を取ると社会から置いていかれる気がする。」「ビジネススキルが落ちて復帰した時苦労しそう…。」

子育て期間中ってどうしてもビジネスにおいてネガティブな印象がありますよね。

いえいえ、実はそんなことないんですよ、

なんと子育て期間中に身につくキャリアがあるんです!

育児休暇から仕事に復帰した方は、「あれ?前より俯瞰的に物事見えるようになってる。」「効率よく進められるようになってる!」などご自身の変化に気付かれるかもしれません。

今日は出産前と比べて、どのようなキャリアが身につくのか、レガシィマネジメントグループCOOである天野紹子さん著作〖子育ては最高のキャリア、最高のウェルビーイング〗の一部を参考にしつつ紹介します。

子育ては最高のキャリア、最高のウェルビーイング/日刊現代/天野紹子

子育てで身につく7つのキャリア

天野さんによると、子育てを通して得られるキャリアは7つあるとのことです。
僭越ながら私の考えも取り入れながら紹介します。

①マネジメント能力
命を授かってから母親は自分よりも子どものことを優先して行動するようになります。すると子どもを守る本能が発揮されるので、自然とマネジメントをするようになります。
育児におけるマネジメントとは、組織(家族)をどう上手く回していくか、責任を持つべき子供をどう育てて教育して導いていくか、かと思います。マネジメント力は子どもの数が多ければ多いほど伸びていきますし、また、PTAの役員など子育て中のコミュニティでも養われることができます。

②コミュニケーション能力
出産をしてから何ヶ月も意思疎通ができない赤ちゃんとコミュニケーションを図ってきた、これって実は凄いことですよね。

子どもが言葉を獲得し会話が出来るようになるまでの間、子どものサインや非言語的なコミュニケーションに敏感になることで、コミュニケーション能力が自然と向上します。

また、子どもがきっかけで見知らぬ人と話したり、ママ友ができたりと、他人と話すきっかけが増えます。相手がどういう人なのか注意深くみながら言葉を選ぶ、そんな力が自然と身につくこともできます。

③問題解決能力
はじめての出産や育児の場合、子どもの健康管理や教育、日常生活の調整など、さまざまな局面において、あらゆる育児本やインターネットから情報を調べて対応してきたと思います。わからなければ「誰かに聞いて解決するとは限らない」のが育児ですから、多くの情報を得た上で自然と柔軟性と創造性も身に付きます。

また、常に「理屈のわからない未成熟な子ども」を相手にしているので、「理屈が通じる大人」を相手にするビジネス現場よりも、問題解決能力は高く身に付くはずです。

④時間管理能力
子育て中の女性は無意識的にタスクの効率化や効果的なスケジュール管理の方法を模索し、時間管理能力が高まっています。この時間はお昼寝だから、その間に家事をすませて…など、常に効率よく時間を回していけるよう工夫します。また、同時に問題やタスクが発生しても、今はなにを優先すべきなのか、「本質的に重要な活動」を瞬時に選び、集中して取り組めます。

⑤マルチタスク能力
子育て中は同時に複数の仕事や役割を担うことが求められます。例えば、食事を作りながら子どもの世話をしたり、掃除をしながら子どもと遊んだりするなど、複数のタスクをこなしています。また、なにかをしながら子どもから情報やニーズを聞いたり答えるなど、異なる情報を同時に処理し、切り替える能力が求められます。さらにスピード感を求められるので、「複数のタスクを迅速かつ効率的に処理する能力」を伸ばすことができるのです。

⑥長期的な視野
「この子にどう育って欲しいか」子どもが自立するまでは、このゴールを見据えて日々の育児を行わなければいけません。つまり長期的な戦略や視野が必要になります。
子どもが多少の怪我をしたり、不登校になったとしても、長期的なデメリットには繋がりにくく、視野を広げれば「失敗は成長のもと」と思えるようになります。

⑦諦めない心、根気強さ
子どもが成長するまで母親は発育のプロセスを理解し、真摯に向き合っていくことになりますが、子どもが成長し幸福になるために、必要かつ継続的な努力を続けて将来の目標を見据えながら忍耐強く子育てに取り組むことが求められます。

特に新生児や乳児の場合は自分のニーズをうまく伝えられないので、辛抱強く子どもの気持ちを汲み取り理解し、適切なケアやサポートを提供しなければなりません。

さらに子どもは理屈に沿わない行動をすることが多く、母親は大きなストレスや苛立ちを感じることがあると思います。イヤイヤ期や挫折している期間は特に自身の感情をコントロールして長期的に向き合う必要もあります。
このように女性は長期的に緊張状態を続けることで、諦めずに取り組む根気強さを身につけることができるのです。

まとめ

いかがでしたか。子育て期間は決して楽ではない理由、それはつまりこれだけのキャリアを築いているからです。天野紹子さん著作〖子育ては最高のキャリア、最高のウェルビーイング〗は、子育て期間はキャリア構築の場として捉えさせてくれ、自信を持たせてくれる効果があります。ビジネスの場から外れてしまった罪悪感でなく、新たな自己成長の期間として育児をとことん楽しんで欲しい。ふと不安になった時に読み返したい重宝すること間違いなしの一冊です。

この投稿によって子育て期間でも自分は成長できる、キャリアを築けることに気付いてくれたら幸いです。

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