あなたはコーヒー派ですか?紅茶派ですか?もしくはどちらもですか?
LINE株式会社では2020年に日本全国の15歳~59歳の男女に向けてアンケートを行ったところ、全体では約7割がコーヒー派、約3割が紅茶派という結果になりました。紅茶派は男性よりも女性の方が1割ほど多く、また若い年代になるほど増える傾向があり、特に女性の10代・20代では紅茶派がもっとも多く、5割を超えコーヒー派をうわまわっています。
紅茶には、カフェイン、ポリフェノール、テアニンなどの成分が含まれており、それぞれが身体に良い効果を与えてくれます。特に朝飲むと高い効果が見込めるので、今日は紅茶を飲むメリットについてお話します。
メリット
①カフェイン効果で集中力UP
紅茶にはカフェインが入っているため、眠気を覚まして脳を覚醒させる作用があります。頭がすっきりして集中力もあがるので、朝活をする人には特におすすめです。また、カフェインは疲労回復、血液循環促進、強心作用、消化促進、脂肪燃焼などにも効果があります。
②リラックス効果がある
紅茶にはアミノ酸の一種、テアニンという成分が含まれているので、リラックス効果があります。ホットティーを飲むと、よりその効果が増し、湯気と共に紅茶の香りで癒されるかと思います。
③抗菌作用があるので風邪を予防できる
カテキンも含まれているので、解毒・消毒作用が働きます。
抗ウイルス効果も確認されているので、紅茶の茶殻を使用したうがいも予防効果が高いとされています。
④美容効果もあり
カテキンはしわやたるみを抑制する効果もあります。ハイドロキノンという成分がメラニンの生成を抑えて、しみやニキビ跡を改善することができます。
⑤口腔ケアに繋がる
紅茶にはフッ素が含まれているので、歯を丈夫にしたり虫歯の原因となる菌の働きを抑えることもできます。虫歯予防はもちろん、歯に付着した菌の増殖を防ぎ、口臭の原因となる酵素も抑制します。
ポイント
・毎日飲む習慣をつける
紅茶は即効性が低いので、毎日飲む習慣を身につけることが理想です。
起床後に紅茶を淹れるなど、朝のルーティーンに加えると無理なく習慣化できます。
・妊娠中はカフェイン摂取を控える
紅茶に含まれているカフェインは血管を収縮する作用があり、胎盤への血管が収縮すると、赤ちゃんに酸素が届きにくくなります。 1日に800mg以下(コップ4杯)であれば問題はないようです。
紅茶の代表的な種類の効能
・ダージリン
もっとも代表的な紅茶で、産地は東ヒマラヤ山麓のインドにあるダージリン地方です。
【効能】リラックス効果、疲労回復効果、酸化防止作用など
・アールグレイ
原産地は中国ですが、名前の由来は1830年代のイギリスの首相Earl Grey(グレイ伯爵)」からきています。
【効能】ベースの茶葉や香り付けなどにもよりますが、リラックス効果、冷え性の緩和、殺菌作用など
・アッサム
原産は北東インドのアッサム平原の茶葉。
【効能】アンチエイジング効果、抗酸化作用、殺菌作用など
・ディンブラ
原産地はインドのスリランカ(セイロン)標高1200mものハイグロウンティー。
【効能】抗菌作用、アンチエイジング効果、インフルエンザ予防効果、虫歯予防など
・ハーブティー
ハーブティーの多くはノンカフェインですので、夜飲んでも問題はありません。ただ、ハーブティーの中にもカフェインを含むものもあることは覚えておきましょう。ハーブティーには以下の効果がありますが、ハーブの種類が違えば当然その効果も変わってきます。
【効能】リラックス効果、自律神経を整える効果、安眠を促す効果
ハーブには多くの種類があるので、また別の記事でご紹介します。
まとめ
紅茶の基礎的な知識を中心にお話をさせていただきました。私はハーブティーやKALDIで売っているノンカフェインの紅茶をいただいています。紅茶の有名ブランド「TWG Tea(ティーダブリュージー ティー)」では、とある期間にアソートで安く売ることもあるだとか?その辺の情報も入手したら今後お伝えします。
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