シッター対談Vol.02

シッター対談
スポンサーリンク

毎週木曜日の21:30からベビーシッターの魅力を配信していくこちらのコーナー🌷

二人目のゲストは…西浦叶菜さん(Instagramアカウント:@kana.n.happydays)

西浦叶菜さん
【西浦叶菜さん プロフィール】
長い専業主婦生活を終えて飲食店で働くも、打ちのめされて自身喪失。転職活動中にベビーシッターという天職に出会い、大手ベビーシッター派遣会社に登録。自身が培ってきた幼児教育やモンテッソーリ、脳科学などの知識やスキルを出したサービスを提供すると、あっという間に人気シッターに。挑戦は飽きることなく自身のスキルアップする為に退職し、フリーで教育アドバイザーと教育系のシッター育成コンサルを開始する。Instagramではお子様の教育に悩むご家庭に向けて、おうち教育サポーターとして発信している。


おうち教育シッターとして保護者に寄り添う西浦さん。反抗期になっても子どもと良い関係で過ごせるようになるコツや、シッターがご家庭に入ることで、親子関係の構築にどのような効果があるのかお伺いしました。

「母親もひとりの人間!ありのままの姿を見せることで、想いやれる子に育つ」

子どもにとって一番最初に愛情を込めた関係性を構築するのは母親です。

強い母親でいなければと無理をしていませんか?子どもに気を遣っていませんか?

お母さんだってイチ人間。泣きたい時は泣き、傷付いた時は傷付いたと伝えていいんです。自分の放った言動が、不本意でも相手を傷付けることがあると知ることができるので、ゆくゆくの反抗期に親に対する接し方、また、将来愛する人への接し方に繋がっていくのです。

好きな人に言われた一言は相手の心に響きやすいから、言葉遣いは気をつけるように伝えているそうです。

「三つ子の魂百まで」

インプットの時期である0~3歳児は家庭の影響が大きいので、是非ポイントを抑えて育てて欲しいと仰る西浦さん。特に一番インプットするのは、モンテッソーリ教育でいう敏感期(イヤイヤ期)にあたります。
そもそもなぜイヤイヤしてしまうのでしょうか。
それは、親による一方的な約束を押し付けているから。
例えば、晴れの日に「長靴を履く」と言い出すお子様に対して、「恥ずかしいからやめて!」と声を掛けた経験はありませんか?しかし、子どもとしては、「長靴を買ってくれて嬉しかったから履きたかった」「晴れの日に長靴を履いたらどんな感じなのか」子どもなりの理由が隠れているかもしれません。

子どもの興味関心が伸びるのがこの敏感期(イヤイヤ期)ですので、なんでもダメと親が制限を掛けず、付き合ってあげることで、さらに興味関心探求心が伸びて子どもの成長に繋がります。是非この特別な機会を楽しんで欲しいです。

「イヤイヤ期の躾(しつけ)について」

西浦さんは育児やシッティング中に守るようにしているお約束が2つあります。
それは、
①自分の荷物を自分で持たせること
②泣いても約束を守らせること

実はこの2つが躾に繋がるのです。

特に大事なのは②の約束は守ること

例えばおやつの時間。
子どもがおやつのおかわりを求めてきたら、「もう、しょうがないなぁ、これでおしまいだからね!」とおかわりに応えてあげたとします。

もしもその後再び求めてきたら?

それに応えてしまったら?

「これでおしまいだから」と伝えたのに約束を破ることになりますね。
きっとお子さんはおやつがあるのに貰えない事に腹を立て、泣いてしまうかもしれません。地団駄を踏み始めるかもしれません。

さぁ、あなたはどう対応しますか?

西浦さん曰くポイントがあって、最初から1個だけおかわりを用意しておけば良いとのこと。例えばお子様の見える位置におかわりを1個用意して「おかわり1個までならいいよ」と伝えます。お子様はそれを見ておかわりを要求します。「これで終わりだよ」と残りの1つをもらえたら、自分のおやつがもうないことを確認できるので、再び求めることはありませんし、ママとの約束を守ることができます。かつ、おかわりをもらえたことでお子様の気持ちも満たされるので、双方負担なく解決することができます。

また、もう一つポイントなのは、泣いてるお子様への対応

先程の例を取り上げると、お子様が泣いておやつのおかわりを求める行動は「どうやったらママが自分の言う事を聞いてくれるか試してる」ことに繋がります。

ここでもしママが再びおかわりを与えてしまうと約束を破ることになり、「あれ?約束って守らなくてもいいのか。」と、【約束】という言葉自体を有耶無耶にして混乱させてしまいます。
「泣いてもダメなものはダメ!なぜなら約束したから!」と強い意志を見せることで、約束を守る大切さを学んでいくことができます。

もしも毎回残りの1つをあげても飽き足らず泣いてしまうお子様には、今まで培った「泣けば聞いてくれる」という成功体験が続いていることが原因だと思われるので、最初は大変かもしれませんが、この”お約束”を守っていくことで身につけることができます。それでも改善しない場合はぜひ一度西浦さんにご相談ください。

お約束を守る習慣を身につけて育つと、ある程度のことは当たり前に自制できるようになります。カッと感情的になる出来事が起きても落ち着いて対応できるので、本人も自制することを苦に感じることもありません。そんな子どもの様子を見て親自身の気持ちも軽減されます。良い連鎖反応ですね。
子どもの将来の為にも、幼少期からここからは良い、ここからはダメというような家庭内での線引きをしっかり決め、約束を守る習慣を身につける必要があるのです。

Q.しかし、既に我が子は5歳児。既に約束を有耶無耶にして育ててしまったけど、修正不可能なのでしょうか。

西浦さん曰く、修正可能です。特にベビーシッターに頼ると効果的とのこと。

なぜかと言うと、シッターは家族や親族ではない”他人”がお世話に入るので、子どもは一線を引いて様子を伺うところから関係が始まります。特に5歳児以降になるとある程度の分別もついた状態なので、身内とそうでない人に対して違った対応をする術を身につけてきます。

ただここでひとつ注意したいのは、もしも担当するシッターがわがままを全て受けいれてしまうタイプの場合、お子様の問題行為は助長されてしまうでしょう。
けれど、シッターが毅然とした態度でお約束を守らせれば、お子様も様子を見つつシッターとの約束を守ることができます。もちろん、シッター側の工夫も必要ですが、お子様はある程度社会性が身に付いているため、親や身内の言うことをきかない時期でも、第三者の言うことはきくのです。

こうして関わって行く中で両者の間でお約束は自然と守れるようになり、「約束は守るもの」という習慣を身につけることができるのです。シッターを通せば保護者様も自分の時間を確保できるし、親子の関係構築にも上手く作用することができるので大変おすすめです。

「教育シッターを増やしたい」熱い想い

お子様は年齢または個性によって伸びる幅や内容が違うので、一人ひとりに合った教育をする必要があります。西浦さんは、お子様の敏感期をみることが得意です。一時間付き合わせてもらえたら、なにが得意でなにが伸びるかなど見極め、さらに「こういうのが得意かもね!」とアドバイスをしてくれます。

このようなスキルを持つシッターを増やすべく、西浦さんはお子様の教育アドバイザーとして働きながら、教育系のシッター育成にも力を入れています。シッティング前のヒアリングの内容や、お預かり中のお子様の敏感期の見極めも適宜アドバイスをして、シッティング中の不安を拭う為にいつでも付き合ってくれる手厚いサポートをしてくれます。

過去に育成したシッターもリピーター率は100%ほど向上しており、お客様からの需要は大きいとのこと。

ご興味のある方は西浦叶菜さんの公式LINEにご登録ください!
今ならお子様だけではない、自己肯定感の高め方をプレゼント🎁

コメント

タイトルとURLをコピーしました