「何度言ってもうちの子、テレビを近くで観て・・・」
注意しはじめて、早〇年。
未だに私も注意しています。
しかし、子どもがテレビを近くで観るのは理由があるんです!
当然ですが、生まれてから視力は良いわけではありません。
では1歳の我が子はどのくらい見えてるの?3歳では?
今日はそんな疑問にお答えしましょう!
“子どもの視力”の目安
視力は生まれつき弱視の子どもを除くと、大体6、7歳頃までには完成するとされています。小学校に入学する頃には、日常生活に支障がないレベルで視力は安定するのが正常です。
年齢 | 視力 |
産後直後 | 0.01~0.02 |
生後3~4ヶ月頃 | 0.04~0.08 |
生後6ヶ月~8ヶ月頃 | 0.1 |
1歳頃 | 0.2~0.25 |
1歳半 | 0.4 |
2歳 | 0.5~0.6 |
3歳 | 0.8~1.0(67%が1.0) |
4歳 | 1.0(76%が1.0) |
【出産直後】⇒新生児の視力は一般に0.01~0.02くらいと考えられています。出産後数ヶ月はしっかりとした視力はまだ持っていません。距離は顔から16~24cmです。
【生後3~4ヶ月頃】⇒この時期からだんだんと焦点が合うようになってきます。視力は0.04~0.08程度と考えられています。
【生後6ヶ月~8ヶ月頃】⇒視力発達が著しい時期。視力は0.1程度になっています。生後8ヶ月頃から目の機能がさらに発達して立体視ができ、奥行き、上下左右、自分と物との距離などもかなり正確に把握できます。
この時期、斜視などの問題があると弱視になりやすいので注意が必要です。
【3歳頃】⇒視力1.0、5m先のものを1.5mmの見分けができます
“子どもの視力” はどんな時に低下する?
子どもに視力低下で考えられるのは以下の項目です。
“子どもの視力”を下げないためにできること
・正しい姿勢で勉強するようにしましょう。目と本の距離は30cmが理想です。
・1時間くらい勉強、ゲーム、読書をしたら、10分くらい遠くをボーッと見て休ませましょう。目を酷使すると視力低下に繋がります。
・部屋の照明は適当な明るさにしましょう。明るすぎたり暗すぎたりするのは、目にかなりの負担をかけるものです。蛍光灯の15~20Wくらいが理想です。
まとめ
いかがでしたか?
目の機能は成長に合わせて高まるものではありません。むしろ生活習慣などで悪化する傾向が見られます。そのため視力を維持するためには幼い頃から目に良い生活習慣を心がける必要があります。視力は遺伝の影響も受けますので、親が近視だとお子さんも近視になる可能性が高く注意が必要です。
急な視力低下は重篤な病気の可能性もあるので、素人判断せず、受診をお勧めします。
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