育児をしてると、ふっと目に付くホコリや落ちてる髪の毛。
神経質でキレイ好きのパパ・ママにとって、子育てと家事を両立するのは非常に難しく、大きなストレスになります。
よく育児のアドバイスとして「手抜きすればいい」とありますが、神経質なパパやママにはそれが逆にプレッシャーになることも。
この記事では、神経質や潔癖症予備軍の方でも無理なく清潔感を楽しみながら育児を楽しむ方法をご紹介します。
記事を読めば部屋の汚れに対するストレスを軽減しながら、あなたらしい子育ての形が見つかるはずです。一緒に解決策を探しましょう!
キレイ好きで神経質のパパ・ママが抱える具体的な悩み
子育て中、キレイ好きで神経質のパパ・ママが抱えるストレスは一人ひとり異なります。
例えば、
「部屋が散らかっていると落ち着かない」
「育児中でも掃除のクオリティを維持したい」といった声がよく聞かれます。
赤ちゃんがいるとどうしても部屋は散らかり汚れますが、それを見過ごすのは潔癖症気味な神経質の人にとって大きなストレスです。最悪の場合、精神的に追い詰められてしまうこともあります。
神経質でもストレスなく育児をするための基本的な考え方
キレイ好きで神経質の方にとって、子育て中に部屋を清潔に保つのはかなり難易度が高いです。
子どもも生き物ですから。ひとりの人間として部屋を自由に使う権利はあるわけです。
そもそも子どもは部屋を汚したくて汚しているわけではありません。
興味の対象が目に入ると脳の報酬系が刺激され、ドーパミンが分泌されることで「遊びたい!」欲に支配されてしまいます。
さらに、子どもの脳にある前頭前野が未発達なため、遊びに集中すると片づけや次の行動が頭から抜けてしまいます。「言われなくても片付けてよ!」これ、脳の発達的には難易度が高いんです。
片付けができるようになるのは一般的に1歳頃ですが、元の場所に収納したり自分で考えながら分類分けができるのは2歳以降となります。
家族は共同生活です。
自分だけの家ではないので、自分のしたいような「完璧を目指す」というのはもう少し先でもいいのかもしれません。
まずは「100%の清潔さ」を目指さず、「部屋の角にほこりが溜まっていなければOK!」「子どもの遊ぶスペースだけは目をつむろう!」などと「適度な清潔感」で十分だと及第点を決めて、育児と家事のバランスを見直してもいいかもしれません。
また、一人で家の掃除をこなすのは大変なので、家族と話し合い、「家事は何を優先するか」の基準を話し合うのも効果的です。ハウスルールを設けて、無理なく日常に取り入れられる工夫を考えていきましょう。
部屋を清潔に保ちながら育児を楽しむ2つの方法
育児中でも部屋を清潔に保つためには、無理なく続けられる工夫が必要です。
ここでは2つの方法を紹介します。
部屋を清潔に保つための方法①:散らかりにくい部屋づくり
まずは「散らかりにくい部屋づくり」を意識しましょう。
欠かせないポイントは、
・物を減らす
・収納場所を決める
物が少なければ片付ける手間はそもそも省けますし、収納場所を決めれば綺麗に整理整頓することができます。
子どもは成長が早いので興味の対象が次々と変わり、自然と玩具は増えていきますが、そもそもおもちゃは家に転がっている日用品で十分なんですよ。
子どもの脳の発育には五感を働かせるのが一番。例えば家の鍵のヒンヤリとした硬い触感、そしてチャラチャラ鳴る音。このモノはどういう時にどうやって使うのか考えることで、子どもは脳を働かせることができます。既製品のおもちゃはみんな似たような色で似たような触感なので飽きてしまうんですよね。
なので玩具はあまり買い与えなくても大丈夫ですし(日用品に触れさせてくれるならば)、
もし買い替えるとたらリース品で十分かと思います。
部屋を清潔に保つための方法②:掃除の効率化
部屋を掃除することでリフレッシュ!と言う方に特にオススメなのが「掃除の効率化」
色々と気になりだしたら止まらなくなる前に、
・毎日10分だけ掃除する
・曜日ごとに掃除場所を分ける
といったルールを決めると精神的な負担が軽くなります。
また、赤ちゃんのお世話中でも気になる汚れをすぐに掃除できるように、手軽に使える掃除道具を手元に置いておくのもおすすめです。
例えばマットの上を転がすコロコロ。気になる場所があればすぐに使えるように手元に置いておけばきれいな床を保つことができます。
部屋を清潔に保ちながら育児を楽しむには、完璧を求めすぎず、適度な工夫でストレスを減らすことが大切です。
部屋を清潔に!家族と協力する仕組みづくり
育児と家事を両立するためには、家族全員が協力し合う仕組みが大切です。
一人で全てを抱え込まず、役割を分担することで負担を軽減できます。
まずはパートナーと「家事や育児の基準」を話し合いましょう。
お互いの考えを共有し、何を優先すべきかをすり合わせることで、スムーズな協力体制が整います。
また、子どもが成長してきたら、簡単な片付けや手伝いをお願いしてみるのも効果的です。
「一緒にやる」スタイルで楽しい習慣にするのがコツです。
協力を促すためには、感謝の気持ちを言葉にすることも重要です。
家族全員で協力し合う環境を作れば、清潔で快適な空間を維持しながら育児を楽しめるでしょう。
パートナーに家事を手伝って欲しい場合は、以下のページを参考にご覧ください。
子どもが片付けができるようになる2つのコツ
子どもに掃除を手伝って欲しい場合は、「片付け」に意識が向くような環境づくりが重要となります。
・子どもの導線に沿って収納場所を決める
「どこに何をしまうか」という点については、子どもの意見を取り入れながら決めると脳に残りやすいです。
また、なぜ導線を意識するかというと、一度視界におもちゃが目に入ると脳内がそれ一択になり、片付けることを忘れるから。
なので、たとえば、保育園のカバンだったら玄関からリビングに向かう途中の廊下などにすればいいわけです。
・収納ケースには中身のイラストや写真を貼って可視化を
収納ケースを使用する場合、子どもは中に何を入れるのか忘れやすいので、収納ケースの前に収納する物のイラストや写真があると覚えやすいです。物を失くす確率も下がるのでオススメです。
子どもがやる気を出す片付けを促す声掛け
・おもちゃを揺らしながら「わーん、わーん、お家に帰りたいよ~」
・「おもちゃがお家に帰りたがっているよ」
・「10数えるまでにどこまで綺麗になってるかな!?」
・「お片付け~、お片付け~、さーあさみんなでお片付け~(保育園で片づけの時に歌ってる曲)」
・「先に10個片付けた人の勝ちね!」
・「ママは洗濯物を畳むから、どっちが早く終わるか競争ね!」
「おぉ!まずぬいぐるみ片付けてくれたの?これだけでも部屋がきれいになってきたね。次はどれにする?」
・「すごい!片付けがんばってくれたからこんなに広くなった!見て!寝っ転がることもできるよ!」
・「綺麗になって気持ち良いね!がんばったからおやつにしようか!」
・片付け前の写真を見せてビフォーアフター
代行サービスを活用する
育児中に部屋を清潔に保つためには、サービスの活用も効果的です。
おすすめなのは
・家事代行サービス…掃除や洗濯をプロに任せることで自分の時間を作れる
・ベビーシッターや一時預かり…預けてる間に掃除や片付けに集中でき、ストレスを軽減できる
これらのサービスは高いイメージがありますが、自治体が提供するファミサポや各サービスのキャンペーン期間に利用するとお得に利用できます。
家事代行サービスは主に6月や12月にキャンペーンを行うことも。
ベビーシッターはポピンズシッターは頻繁にキャンペーンを行っていますし、
内閣府ベビーシッター補助券やベネッセなどのクーポンを利用することもできます。
サービスを上手に取り入れることで、「家事も育児も完璧にしなきゃ」というプレッシャーから解放され、無理なく清潔で快適な暮らしを維持できます。
まとめ:キレイ好きな神経質な方でも育児を楽しむ!実践できる解決策
育児中の部屋の汚れや散らかりに悩む、やや潔癖症のパパ・ママは少なくありません。
本記事では、育児と清潔感を両立しながら、無理なくストレスを減らす方法について解説しました。
神経質や潔癖症であることは悪いことではありませんが、育児中には適度な柔軟性も必要です。
こだわりすぎると自分の首を絞めてしまいますからね。
【及第点の設定】
最低限!最低限、床にホコリがなければいいや。
➡日中は掃除機ロボットにお願いして、週末は部屋の隅を掃除で完了!
【部屋を綺麗に保つ工夫】
床に散らかった子どもの食べかす
➡新聞紙を椅子の下に敷いて、すぐに片づけられるようにする
【効率を考える】
・皿洗いは食洗器にお願いして、余った時間に台所を拭き掃除
・乾いた洗濯物は、畳まずにハンガーのまま収納!
などちょっとした工夫で部屋を清潔にしたり、気持ちを満足させることができます。
また、自分が潔癖症気味であることで子どもにどんなメリット、デメリットがあるか。
そこに焦点を充ててみてもいいかもしれません。
子どもは誤飲に繋がらなければ部屋が汚れていても死にはしません。
(あまりにも汚れていればハウスダストアレルギーになる可能性はありますが)
なんなら、脳科学者として知られている茂木健一郎さんは、「5歳までは部屋は散らかしていた方がいい」と言っていますからね。案外メリットもあるんですよ。(https://president.jp/articles/-/22851?page=3)
本記事でご紹介した方法を少しずつ取り入れることで、家族全員が快適に過ごせる環境を作る第一歩が踏み出せます。
ストレスなく育児と家事を両立し、あなたらしい清潔で快適な生活を楽しんでください。
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