子どもも楽しく実践!家族で始めるインフルエンザ予防のコツ

病児保育のコツ
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インフルエンザ、ただいま大流行中です。
SNSでも毎日のように見るインフルエンザの感染報告…感染拡大が尋常じゃない!
国立感染症研究所によるとたった一週間でこんなに感染者が増え、警報を鳴らす県が増えています。

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今報告されているのが12月22日が最終。(次回更新日は1月9日)
この年末年始、休日外来も薬の受け取りも約5時間待ちが報告されているので、果たしてどれだけ上記の日本地図は赤く染まっているのか…考えただけでも恐ろしいです。

インフルエンザに一度感染すると自宅待機の期日含めて拘束時間が長い!
仕事や学校がもうまもなく始まるので、家族がこれ以上感染しないように、家族間での協力は必要不可欠。
幼児期からできる感染防止対策病院でもおこなっている対策を紹介します!

まず結論!言っちゃいます!

インフルエンザの【絶対】抑えるべきポイント

基礎知識
◾︎潜伏期間…1-4日
◾︎感染力
・感染力が一番強いのは感染3,4日目
・症状が出る 1 日前から 発病後5~7 日以内に他の人に感染させる可能性あり
・感染者1人につき2,3人感染拡げる
対策
・手洗い、マスクで予防(うがいは気持ち)
・湿度は50%以上徹底!
・換気はこまめに!
・消毒はアルコールでなく、次亜塩素酸!
・可能なら隔離。子どもを隔離する時は寂しくないように動画やおもちゃをお部屋に用意してあげる
・看病者はマスク、手袋!看病後は手洗いも(ハンドソープで10秒→水洗い)
・咳してる人は即マスク着用を促す。
・咳するなら人がいない方を向いて1mは離れてると尚良し!
・感染者の使った食器や衣服は熱消毒できたら◎▶︎ 難しければ次亜塩素酸スプレー(薬局で売ってるよ!)
隔離期間
発症後5日間かつ解熱した後2日を経過するまで(幼児では3日)自宅待機

インフルエンザは家族にとって大きな悩みの種です。特に、家庭内で感染が広がると、子どもや高齢者の健康への影響が心配になりますよね。

この記事では、家族全員で実践できるインフルエンザ予防の具体的な方法を分かりやすく解説します。読むことで、正しい手洗いやうがいの仕方、室内環境の整備、感染者への対応法など、家庭内での感染を防ぐための実践的な対策がすぐに分かります。

「家族全員で協力すれば、インフルエンザを防げる」という安心感を得られるはずです。

今すぐ取り組めるアイデアが満載なので、ぜひこの記事を活用して、家族みんなで健康な冬を乗り越えましょう!

家族を守るために知っておきたいインフルエンザの基本情報

家庭内で感染を防ぐには、まずインフルエンザの特徴や感染経路を理解することが重要です。この知識があれば、具体的な対策も効果的に実践できます。基本情報をしっかり覚えましょう!


インフルエンザは、ウイルスが人から人へ感染して蔓延する病気です。
【症状】突然の高熱と全身のだるさ、筋肉痛などの全身症状が現れることが特徴

【感染経路:飛沫感染や接触感染】
咳やくしゃみ、手指を介してウイルスが体内に入る
家庭内では特に共に過ごす空間や共有物中で感染が広がりやすい

【潜伏期間:1日~4日】
この時期に他の家族への感染が起きやすくなります。

【感染力】
★感染期間:症状が出る 1 日前から 発病後5~7 日以内
・感染者は病気が始まってから最初の 3~4 日間が最も感染力が強くなる
・症状が出る 1 日前から 発病後5~7 日以内に他の人に感染させる可能性がある
・感染者ひとりに対して2~3人に感染する強さがある

【疑うべき症状と判断のポイント】
□ 急な発熱・悪寒
□ 全身症状(頭痛、腰痛、筋肉痛、全身倦怠感等)
□ 鼻汁、咽頭痛、咳等の呼吸器症状
□ 腹痛、嘔吐、下痢等の消化器症状を伴う場合もある

家族全員が実践する正しいインフルエンザ予防の基本対策

家族全員が協力して予防することで、家庭内での感染リスクは大きく減らせます。紹介するのは基本的なところではありますが、基本だから抑えておきましょう。

【手洗い】
厚生労働省によれば手洗いの有無でウィルスはこれだけ減らすことができます。石鹸を使い、10秒以上かけて指の間や爪の中まで丁寧に洗いましょう。
帰宅後や食事の前後には必ず実践しましょう。

▼手洗いをするのとしないのとではこんなに差が出ます!

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厚生労働省(https://xn--mhlw-453cl960a21p.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000105095.pdf)

【うがい】
うがいは喉についたウイルスを洗い流す効果があるため、習慣化するのがおすすめです。ちなみにですが、うがいはインフルエンザの予防に直接的な効果はありません。
WHOのインフルエンザに関する記事にも首相官邸のインフルエンザに関する配信にもありませんでした。しかし、先述した通り、喉についているウィルスうぃ洗い流す効果や潤す効果はあるので、予防の一つとしてはいいかもしれません。

【湿度を50%~60%に保つ】
室内の湿度を50~60%に保つことで、ウイルスが広がりにくい環境を作れます。加湿器を活用したり、濡らして絞ったタオルを干すと手軽に湿度を調整できます。

予防の基本は「ウイルスを持ち込まない」「広げない」行動です。家族全員で意識を高め、正しい予防策を毎日の生活に取り入れましょう!

感染者が出たときの家庭内での対策と感染拡大防止方法

家族の中でインフルエンザ感染者が出た場合、他の家族への感染を防ぐには迅速な対応が必要です。待ったなしです!だって感染期間は症状が出る 1 日前から 発病後5~7 日以内なんですもん。

では、まずなにをすればいいか!

まず、感染者を可能な限り別の部屋に隔離し、家族との接触を最小限に抑えましょう。子どもが感染者の場合は、寂しさを軽減する工夫も重要です。お気に入りの動画やおもちゃを活用して、安心感を与えながら看病を続けましょう。

隔離した部屋は定期的に換気を行い、湿度を50~60%に保つことでウイルスが広がるのを防げます。また、感染者が触れた物や共有スペースは消毒を徹底し、清潔を保つことが必要です。
看病する家族はマスクと手袋を着用し、接触後は必ず手洗いやうがいを行いましょう。

感染者には以下のことを気を付けてもらいましょう。

★【せき・くしゃみ】の際はティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ 1 m以上離れる。
★鼻汁・痰などを含んだティッシュをすぐに蓋付きのごみ箱に捨てられる環境を整える。
★咳をしている人にマスクの着用を促す。
咳をしている場合、周りの方へうつさないために、マスクを着用する。

適切な環境管理と行動で感染拡大を防ぎ、家族全員の健康を守ることが可能です。

効果的な消毒方法と家庭内の安全な共有物の使い方

先程「消毒」が重要と言いましたが、いいですか?

アルコール消毒じゃインフルエンザ菌には利きません。

次亜塩素酸!次亜塩素酸でなければ不活性化できません!
薬局など市販で次亜塩素酸のスプレーは売ってますから!

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次亜塩素酸の消毒液を確保できたら、感染した家族が触れた場所を消毒しましょう。特にドアノブや電気スイッチ、リモコン、手すりなどは触れやすい場所です。

また、タオルや食器は家族で共有せず、感染者専用のものを用意することがおすすめです。洗濯物や食器を洗う際も、熱湯消毒や高温乾燥機能を活用するとより効果的です。

さらに、玩具やスマートフォンなどもウイルスの温床になりやすいため、定期的に消毒用シートで拭き取りましょう。共有物の取り扱いに注意を払いながら、家族全員が安全に生活できる環境を整えることが大切です。

ここまでやってダメならしょうがない。やれることはやったと言える。

感染者を気遣いながら自分が感染を防ぐコツ

感染者を看病する際は、感染した家族を労いながら、自分が感染しないための工夫が重要です。
まず、看病中は必ずマスクを着用し、感染者と接する際には手袋も活用しましょう。これにより、飛沫や接触による感染を防ぎやすくなります。
病院ではさらにここに使い捨てのエプロンやアイガード、使い捨てキャップを使用します。

看病後は手洗いやうがいを必ず行い、ウイルスが体内に入るのを防ぎましょう。

感染者に安心感を与えるため、部屋越しでの会話やお気に入りの動画をスマホやタブレットで共有するのも効果的です。我が家は子どもの遊び道具としてトランシーバーがあり役に立ちました。

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看病する側の健康を守ることが、家族全体を守ることにつながります。細やかな配慮と徹底した予防策で、感染の拡大を防ぎましょう。

インフルエンザを家庭で予防するための心構え

インフルエンザ予防のカギは、家族全員が協力してルールを守り、楽しく継続できる環境を作ることです。家庭内で感染を防ぐには、まず「手洗い・うがい」や「咳エチケット」を家族の共通ルールとして設定し、誰もが守れる仕組みを作りましょう。脳科学的に、人は明確な目標やルールがあると行動しやすくなるため、ルールを視覚化したポスターやチェックリストを活用すると効果的です。

さらに、予防行動を習慣化することで感染リスクを大幅に下げられます。そのためには、楽しい工夫も取り入れましょう。
例えば、手洗いを家族で競えるようシールを貼る「がんばりシート」を活用したり、ポイントをためる「スタンプカード」を用意すると、脳内の報酬系が刺激され、自然と行動が促されます。

参考までにがんばりシートを用意してみました。
右下の「おうえんしてるよ!」の場所にはお子様の好きなシールを貼ると視覚的に効果があります。

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こうした取り組みを家族全員で楽しみながら実践すれば、インフルエンザ予防だけでなく、家族の絆も深まります。この冬、健康と笑顔を守るために、今日から始めてみませんか?

\幼児も一緒にできる感染予防策🙌/

  1. 手洗いを親と一緒に行う:砂時計やきらきら星を使って10秒間楽しく洗う。
  2. 「咳エチケット」の練習:咳やくしゃみをするときに口を肘で覆う習慣をゲーム感覚で教える。
  3. おもちゃの消毒を手伝う
  4. 親と一緒に、お気に入りのおもちゃを消毒シートで拭く。

\学童期からできる具体的な行動リスト📝/

  1. 正しい手洗いを自分で行う
  2. 共用アイテムの消毒を任せる
    • 家族で使うリモコンやドアノブをアルコールシートで拭く役割をお願いする。(やってくれたら褒めることを忘れずに!)
  3. 換気タイマーを設定する
    • 1~2時間おきに部屋の換気を自分で行う。

インフルエンザ予防のまとめ:家族全員で感染を防ぐために

インフルエンザは、家庭内で広がりやすい感染症です。しかし、家族全員が協力して正しい対策を実践すれば、感染リスクを大きく減らすことができます。この記事で紹介したポイントをまとめ、再度確認しましょう。

家庭内感染を防ぐための重要なポイント

  1. 正しい手洗い・うがいの実践
    • 石鹸を使い、10秒以上かけて丁寧に手洗い。
  2. 室内環境の整備
    • 1~2時間ごとの換気。
    • 湿度50~60%を保つ(加湿器や濡れタオルを活用)。
  3. 共有物の消毒
    • ドアノブ、リモコン、スマホを定期的にアルコール消毒。
    • タオルや食器は個別に使用する。
  4. 感染者が出た場合の対策
    • 感染者を隔離し、看病者はマスクと手袋を着用。
    • 接触後の手洗いやうがいを徹底。

日々の取り組みを楽しく続ける工夫

子どもがいる家庭では、ゲーム感覚を取り入れることで予防を楽しく習慣化できます。たとえば、手洗いがんばりシートやスタンプカードを活用すると、子どもたちも積極的に参加してくれるでしょう。脳科学の視点からも、行動に楽しさや報酬を伴わせることで、習慣化が促進されます。

おわりに:家族の健康を守るために今日から実践を!

家庭内でのインフルエンザ感染を防ぐには、小さな行動を積み重ねることが重要です。この記事で紹介した対策は、すぐに実践できるものばかり。家族全員で協力して、インフルエンザに負けない健康な冬を過ごしましょう!

栄養バランスの取れた食事(ビタミンCやDを意識)と十分な睡眠も忘れずに!

参考文献:
厚生労働省(https://xn--mhlw-453cl960a21p.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000105095.pdf
保健省米国政府https://www.cdc.gov/flu/about/CDC_AAref_Val=https://www.cdc.gov/flu/about/keyfacts.htm

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