育児やシッティングは基本的に一人でお子様の対応をします。
もしもお子様の体調が突然悪化したら?
どのタイミングで救急車を呼べばいい?
突然見舞われるトラブル、相談する相手がいないと冷静に対応するのは難しく、不安に襲われますよね。
そんな時に覚えて欲しいのは、以下の4つの相談窓口。
携帯に登録したり、アプリをダウンロードしておくなどして、いざという時に備えましょう。
休日や夜間に受診するか相談したい場合:小児救急電話相談♯8000
看護師や医師に無料で電話相談できるサービス。
生まれたばかりの赤ちゃんから中学生までの年齢に対応しており、聞かれる内容は「子どもの月齢や年齢」「いつからどんな症状があるか」「熱や呼吸の状態など」です。保護者の方、シッターは子どもの症状を観察して伝えましょう。その症状をもとに、自宅で様子を見るか、すぐに受診したほうがいいかのアドバイスをしてくれます。
■どんな時に利用すればいい?
・急に体調が変わった時(顔色が青白くなった、ぐったりした、
・こどもが喉(のど)をつまらせた
・夜中突然嘔吐した
・頭を強く打った…など
■特徴
・実施時間帯は午後7時ごろから翌朝まで(都道府県による)
・日曜や土曜の日中も受け付けている
・薬の処方や薬に関する回答はできない
症状の緊急度を判断してくれるアプリ:全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」
総務省消防庁が作成した、救急受診アプリです。
該当する症状や症候を画面上で選択していくと、緊急度に応じた必要な対応が表示されます。
例:「今すぐ救急車を呼びましょう」、「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」又は「引き続き、注意して様子をみてください」
また、隣県の情報も見られる医療機関の検索や、タクシーなど受診手段の検索を行うことができます。
■どんな時に利用すればいい?
・突然のケガや事故、体調の変化により、どのくらい緊急性が高いか悩んだ時。
■特徴
・事前にアプリのダウンロードが必要
・隣県の医療機関の検索ができる
・電話での問い合わせではないので、すぐに回答がわかる。
👇ダウンロードは下記のURLからどうぞ。
・iOS版
・Android版
救急車を呼んでいいか迷った場合:救急安心センター事業♯7119
こちらも総務省消防庁が作成した、救急受診アプリです。
急なケガや病気をしたとき、救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、判断に迷ったら、医者や看護師、相談員からアドバイスを受けることができる電話相談窓口です。
相談内容から緊急性が高いと判断された場合は、迅速な救急出動につなぎ、緊急性が高くないと判断された場合は受診可能な医療機関や受診のタイミングについてアドバイスをもらえます。
■どんな時に利用すればいい?
・救急車を呼ぶべきか判断に悩んだ時
・急に具合が悪くなった時
・様子がいつもと違う時など
■特徴
・対応エリアは全国ではないので注意が必要。
※下記の図もしくは、公式サイトよりご確認ください。
・必要であればそのまま救急出動を依頼してくれる。
対応エリアは下図を参照(令和6年1月時点)
受診判断の目安となる情報、救急の対応について:子どもの救急オンラインQQ
厚生労働省研究班と日本小児科学会が作成した、夜間や休日などの診療時間外に病院を受診するかどうか判断の目安を提供しているウェブサービス。同じ監修元なので、小児救急電話相談♯8000に電話が繋がりにくい時などに利用するのも良いかもしれません。子どもの事故にあったときの対応や乳児の心臓マッサージの方法の解説なども掲載されています。
■どんな時に利用すればいい?
・夜間や休日などの診療時間外に病院を受診するかどうか、判断に悩んだ時
■特徴
・生後1カ月~6才の子どもを対象に対応方法を掲載
・動画で心臓マッサージのやり方やケガの救急対応について紹介
👇公式サイトはこちら
「子どもの救急 オンラインQQ」公式サイト