どっきどきどん!一年生。
早いもので、もう卒園シーズンです!お子様の入学準備は進んでいますか?
あの小さかった我が子が、4月からは小学生。嬉しい気持ちの反面、寂しさや不安はありますよね。
実はその気持ち、当事者である子ども達は何倍も感じているかもしれません。
無事に卒園式が終わったかと思うと束の間、4月になって早速、入学式。初めて見る大きな校舎に、初めて見る先生に同級生。今まで遊んでいた生活はガラリと一転、45分座り続けて勉強漬けの毎日。
これは子供の負担が大きいのは一目瞭然ですね。この急速な変化耐えられず学校を嫌がり、不登校に陥ることは意外と多いんです。
「保育園では明るく社交的だったし、うちの子に限ってそんな(笑)」
…なんて思う親御さん、園と小学校は違いますよ。
環境が大きく変わりますからね。
不登校になると幼い我が子を留守番させる訳にも行かず、かといえ仕事を休めず…親も苦悶する姿が想像できますね。
その時必ず行き着くのが、
「入学前にしてあげられることはなかったのか?」
今ならまだ間に合います!
入学前にできることはないか、一緒に考え、実践してみましょう!
新一年生の入学準備 ①:入学前に子どもができていて欲しいことチェックリスト
お子様が自分一人でどこまでできるか把握していますか?
以下のチェック項目は、入学前に子どもができることが望ましい内容をリストアップしたものです。
☑必要な持ち物を自分で準備できる。
☑帰宅後、自分で洗い物など出す。
☑スムーズに着替えて、服をたためる。
☑食事前や外から帰って来た際、進んで手洗いうがいをする。
☑自分と他人の持ち物の区別がつく。
☑ハンカチとティッシュを自分で用意し、必要な時に使う。
☑言われた持ち物を保護者にきちんと伝える。
こちらは在園中の今からでも取り組める内容ですので、是非意識して取り組んでみてください。
新一年生の入学準備 ②:ご家庭でできる準備
☑規則正しいリズムで生活する。
☑決めた時間内に食事を終わらせる(20分目安)
☑箸・鉛筆を正しく持つ。
☑ランドセルを開けプリントや教科書を入れてきちんと閉める。
☑自宅でも座って勉強する習慣を身につける。
☑アナログ時計を読む。
☑数字やひらがな書きをする。
☑自分の名前を読み書きする。
☑防犯対策をしておく(親の名前、住所や電話番号が言えるなど)
☑登下校の道を覚える。
☑交通ルールを守り、通学路を歩く。
☑(学校にもよるが)和式トイレの使い方を知る。
以上は保護者が手伝ってあげられる項目です。
一緒に取り組むとお子様はリラックス状態で学ぶ事ができ、脳内処理速度は上がります。ただ、すぐに改善するとは限りません。
特によく苦戦するのは、箸や鉛筆の持ち方。
ちなみに我が子は何度言っても箸を正しく持てないので、業を煮やして下の商品を買いました。
この箸を使用してから、子供は意識的に指を正しい定位置に置き、あの毎日はなんだったんだろう…と思うくらい短期間で改善しました。
鉛筆の持ち方を直したい方はこちら!
様々なグリップが出ていますが、私の統計学上こちらの商品が一番効果が見られます。(または三角鉛筆)
無駄なくストレスフリーにいきたいですよね!
新一年生の入学準備 ③:保護者の留意点
前述の通り、入学すると子どもの精神面に負荷が掛かります。入学後、新しい環境に慣れる為に日々頑張っているお子様の負担を減らすべく、以下の点を意識して取り組んでみてください。
・毎日の学校での出来事を喜んでお家の人に話すような雰囲気を作ってください。失敗があっても叱ったりせず、次への励みとなるような、声掛けをしましょう。
・入学当初は緊張してとても疲れます。帰宅後は健康管理に留意し、優しく見守ってあげてください。
お母さん、お父さんも毎日仕事や家事に追われて忙しいですよね!
そんな中で学校の準備や、宿題などを見ることは正直億劫な時もあるかもしれません。しかし、多大なストレスの中で帰宅するお子様にとって、お母さんやお父さんとの時間は特別であり、癒され、話を聞いてくれることで自己肯定感が高まり、明日のやる気へと繋がるのです。
いずれ学校生活に慣れます。この6年間で子どもは大きく成長します。最初は手が掛かっても3年後には自分で考えて動けるようになり、5年後は徐々に自分で計画して動くようになるなります。
限られた時間の中で、親として今なにをしてあげられるのか。今一度考えて、子供の成長を見守りましょう。
まとめ
いかがでしたか?
いつまでも小さい小さいと思っていても、いつの間にか小学生。独り立ちに向けて子どもは日々成長し自立していきます。成長は止められませんが、新しい環境のハードルを下げてあげることは出来ます。
入学するまで残り数ヶ月。
道具だけでなく、スキルの面でも準備を開始しましょう!
素敵な春をお迎えください!🌸
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